アパートとマンションの違いはなに?家賃はいくら違うの?

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部屋探しでいろいろ物件情報を見ているとふとした疑問が出てきます。よくある疑問の1つが「アパートとマンションの違いはなに?」ということです。

マンションのほうがしっかりしてそう、アパートはなんだかボロそう、などいろいろイメージを持っているかもしれません。違いはいったい何なのでしょうか?

アパートとマンションの違いは何か、どのようなメリット・デメリットがあるか、家賃はいくら違うのか実際のデータで解説します。

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アパートかマンションか違い決める基準

法律的には、アパートかマンションかを決める明確な基準はありません。意外かもしれませんが部屋の貸主がどちらにするか自由に決めていいのです。それではなぜマンションのほうが良さそうというイメージがあるのでしょうか?

それは物件情報に書いてある「構造」がポイントになっています。一般的にアパートは木造や軽量鉄骨であるケースが多く、マンションは鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートであるケースが多いです。

一般的に、といったのは例外もあるからです。軽量鉄骨にもかかわらずマンションと名乗っている物件もあります。マンションのほうがイメージが良いからだと思いますが、物件を選ぶほうからするとまぎらわしいですね。

なのでアパートかマンションかを気にするのは止めましょう。明確な基準が無いので気にしても意味がありません。それよりも構造がなにかを気にして物件を選びましょう。

アパートとマンションのメリット・デメリット

これ以降は、アパート=木造・軽量鉄骨、マンション=鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリートという前提で解説していきます。それぞれのメリット・デメリットを詳しく知りたい人には不動産サイトの解説が参考になります。

アパートとマンションを比べると、マンションのほうがしっかりとした建材を使って建てられています。なのでマンションには地震に強く火事で燃えにくく音漏れがしにくいというメリットがあります。

いっぽうアパートは、建材が安いので家賃が安いというメリットがあります。しかし地震に弱く、火事で燃えやすく、音漏れがしやすいというデメリットがあります。

地震や火事は万が一のときに困ることです。万が一に備えてどれだけリスクを減らすかなので、考え方としては保険に近いといえます。実際、リスクよりも家賃の安さを優先してアパートに住む人はたくさんいます。

いっぽう音漏れは日々の困り事です。住んでみたら隣の部屋がうるさくてトラブルになったというのはよくある話です。となりの部屋のくしゃみが聞こえてしまうような物件もあるようです。物件は選べても隣人は選べません。アパートに住むときは多少のうるささに耐える覚悟が必要です。

アパートはこんな物件が多い

安価な建材で作られている建物は、耐久性的にも法律的にも高層にすることが難しくなっています。なのでアパートはほとんどが2階建になっています。

1~2階は侵入犯罪の危険性が高い階数です。低層階しかないアパートでは侵入のリスクがある部屋しかありません。防犯を気にする人は要注意です。

またアパートは高くても3階程度のため、エレベーターがない物件がほとんどです。ヒールを履くことの多い女性にとっては悩ましい問題です。防犯とエレベーターのことを考えると、女性にはマンションのほうがおすすめと言えます。

アパートとマンションの家賃の違い

アパートとマンションではどれくらい家賃がちがうのでしょうか。住みたい街として名前のあがることの多い恵比寿、吉祥寺、池袋の物件について、アパートとマンションで家賃を比較したのが↓の表です。

吉祥寺

専有面積アパートマンション比率
20~30m27.9万円9.0万円13.9%
30~40m210.6万円11.9万円12.3%

池袋

専有面積アパートマンション比率
20~30m28.0万円8.7万円8.7%
30~40m29.9万円11.4万円15.2%

恵比寿

専有面積アパートマンション比率
20~30m210.4万円11.7万円12.5%
30~40m213.6万円15.3万円12.5%
引用元:SUUMO
3階以下
徒歩15分以下
築20年以下

アパートとくらべるとマンションは家賃が12~13%くらい高いということが分かります。例えば吉祥寺の20~30m2でいうと1.1万円/月の差があります。年間にすると13.2万円なのでけっこう大きな差になります。いいかえると地震や火事にたいするリスクと日々の音漏れにたいするガマンの費用が年間13.2万円ということになります。

まとめ

アパートとマンションとでは家賃が12~13%違うということがわかりました。これを安いと感じるか高いと感じるかは人それぞれです。

地震・火事の災害リスク&音漏れのストレスと、家賃の安さ、どちらを優先するかによって、マンションとアパートどちらにするかを決めるとよいでしょう。

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