賃貸の部屋探しで欠かせない賃貸サイト、いろいろなサイトがあってどれを使うべきか迷います。あなたにピッタリの賃貸物件を簡単に探せるサイトはどれか、知りたいですよね?
情報量・使いやすさなど色々な視点の評価をもとに おすすめサイトを紹介します。さらに「通勤先から探す」「地図から探す」など検索方法別に使いやすいサイトを紹介します。
あなたにピッタリの賃貸物件を効率的に検索できる賃貸サイトはどれか分かります。
賃貸サイト ランキング
インターネットサービスの分析会社による「利用者満足度」と「アナリスト評価」を総合すると、賃貸サイトのランキングは↓です。ベスト1はSUUMOです。
賃貸サイトは大きく分けて3つのパターンがあり、それぞれ特徴が違います。
不動産会社系
いろいろな賃貸物件の情報を持っているのが不動産会社です。街で不動産チェーンの店を見たことがありますよね? そんな不動産会社が運営しているのが不動産会社系の賃貸サイトです。
新たな物件が出た、この物件はもう借りられてしまったなど、物件情報の鮮度が良いのが特徴です。しかしその不動産会社や加盟店が持っている物件情報しか載っていません。
あなたにピッタリの賃貸物件を探すために重要なのは物件情報の充実度と検索しやすさです。なので不動産会社系の賃貸サイトはあまりオススメできません。
ポータルサイト系
いくつもの不動産会社の物件情報をまとめて掲載しているのがポータルサイト系の賃貸サイトです。不動産会社から広告費をもらって物件を掲載しています。
たくさん物件情報を扱っているので、使いやすさや探しやすさの工夫がされているのが特徴です。あなたにピッタリの賃貸物件に巡り合える可能性が高いのでオススメです。ポータルサイト系のベスト1はSUUMOです。
まとめ検索系
いくつかのポータルサイト系の物件情報をさらにまとめているのがまとめ検索系です。インターネット系の会社が運営しているので、物件情報の充実度と検索しやすさの評判が高いです。
特徴的なのはキャンペーンです。「入居決定で〇万円プレゼント」というキャンペーンをやっているケースが多いです。敷金礼金、家具家電の購入、新生活はお金がかかります。その負担を軽くしたい人にオススメです。まとめ検索系のベスト1はスマイティです。
ランキングには載っていないのですが、もう1つまとめ検索系でオススメなのがDOOR賃貸です。サービス開始が2010年4月で賃貸サイトとしては新しいのですが、まとめ検索系ということもあり物件情報は486万件(2019年11月)、非常に充実しています。
特筆すべきはキャンペーンの豪華さです。入居決定で15,000円もらえるだけでなく、提携サービスでインターネット契約や引越し見積もりすれば最大40,000円ももらえます。さらに期間限定で、現金が抽選でもらえるキャンペーンをやっている場合もあります。
知らない会社で不安・・と思うかもしれませんが、物件情報はもともと不動産会社が持っているもの。最終的に契約する不動産会社はどのサイトを経由しても変わりません。初期費用が高い!と悩んでいる人にとてもオススメです。
各パターンの特徴を整理すると↓のようになります。
サイトの 使いやすさ | 物件情報の 充実度 | 物件情報の 鮮度 | 検索しやすさ 便利機能 | キャンペーン | |
---|---|---|---|---|---|
不動産会社系 | - | - | 〇 | - | - |
ポータルサイト系 | 〇 | 〇 | - | 〇 | - |
まとめ検索系 | - | 〇 | - | 〇 | 〇 |
物件数が多い賃貸サイト
物件数の多さを比較します。賃貸サイト ベスト3の日本全国の賃貸物件数は↓です。1番多いスマイティとLIFULL HOME’Sを比べると約2倍の差があります。
物件数 | |
---|---|
SUUMO | 631万件 |
LIFULL HOME’S | 398万件 |
スマイティ | 493万件 |
街ごとの物件数 比較
街ごとで見ると物件数はどのように違うのでしょうか? 実際に掲載されている物件をサイトごとに数えてみました。
恵比寿
住みたい街ランキングで常連の恵比寿の賃貸物件数です。
1番多いスマイティは、一番少ないLIFULL HOME’Sの約1.5倍ありました。差はあるものの、2倍以上のような極端な差はありませんでした。
吉祥寺
こちらも住みたい街ランキングの常連、吉祥寺です。
1番多いLIFULL HOME’Sは、1番少ないSUUMOの約1.5倍です。こちらも同じ傾向です。
この程度であれば物件数の差は気にしなくてよいです。重複掲載物件の問題があるからです。1つの物件にもかかわらず、仲介する不動産屋が違うため別物件として掲載されてしまう場合があります。それにより物件数が実際より多く見えてしまいます。
今回の調査でも専有面積・駅徒歩・築年数・階数がまったく同じだけど別々の物件となっているものが多々ありました。物件名が「◯◯マンション」「◯◯駅 徒歩◯分」と異なっているので別々の物件として数えていますが、実際には同じ物件である可能性が高いです。
物件数は完全に正確な数字というわけではないので、1.5倍程度の差であれば気にする必要はありません。ポータルサイト系か、まとめ検索系を選べば問題ありません。
得意物件の比較
賃貸サイトによって物件の得意・不得意があるかも調査しました。↓は一人暮らし向け・二人暮らし向け・家族向けの物件の割合を比較したものです。
30m2未満を一人暮らし向け、30~60m2を二人暮らし向け、60m2以上を家族向けとし、恵比寿と吉祥寺の物件の実際の割合を表しています。
どのサイトでも同じような割合になっています。一人暮らし物件が得意なのはこのサイト、といったようなことはありません。大手賃貸サイトであればたくさん物件があって安心だということが分かります。
検索方法別 おすすめ賃貸サイト
あなたにピッタリの物件に巡り合うには検索方法も重要です。どんな検索方法があるのか違いを表にしたのが↓です。あなたの好みに合った物件を簡単に検索できるおすすめサイトはどれか、違いを詳しく紹介します。(比較しているのはPCサイトです)
通勤・通学先 から探す | 地図 から探す | 家賃相場 から探す | 初期費を お得にする | |
---|---|---|---|---|
SUUMO | ◯ | ◯ | △ | × |
LIFULL HOME’S | △ | △ | ◯ | × |
スマイティ | △ | △ | △ | ◯ |
通勤・通学先から探す
「◯◯駅から電車で◯分以内の駅にある物件」という検索方法です。通勤・通学を楽にしたい人におすすめです。
1番検索しやすいのはSUUMOです。家賃・駅徒歩・間取りなど物件の条件も同時に指定できるからです。検索の条件設定がたった一度の手間でできるので、物件選び・比較に集中できるのです。
例えば一人暮らし物件を探している人にとって家族向け物件の情報は必要ありません。そんな条件絞り込みを何画面にもわたってポチポチとチェックしていくのはストレスです。
SUUMOなら条件設定をひと手間で済ませることができます。
地図から探す
地図上で物件の場所を見ながら探す方法です。駅のこっち側に住みたいなど場所にこだわりがある人におすすめです。
1番検索しやすいのはSUUMOです。物件が何件あるのか確認しながらこだわり条件設定を試せるからです。どんな条件をつけると物件数が何件になるのか、違う画面に移動すること無く簡単にすぐに確認することができます。
こだわり条件を設定 → 物件一覧に移動 → 違う条件設定のため前画面に戻る → ・・・という画面移動の繰り返しはイライラしますよね。いろいろな条件を付けすぎて「検索結果0件」と表示されることもあります。そんな無駄な時間とストレスは避けるべきです。
SUUMOなら、物件数を確認しながら条件設定をすることができます。
家賃相場から探す
ある路線について、駅ごとの家賃相場を比較しながら探す方法です。◯◯線沿いに住みたいなど路線にこだわりがある人におすすめです。
1番検索しやすいのはLIFULL HOME’Sです。こだわり条件を満たす物件だけの家賃相場を比較できるからです。自分が住みたいと思っている物件のリアルな家賃相場を知ることができるのです。
初期費をお得にする
サイト経由で物件の問い合わせをして入居をしたらお祝い金がもらえます。引っ越しや家具・家電の購入など、なにかとお金がかかる初期費。その負担を軽くしたい人におすすめです。
スマイティがキャンペーンをやっています。入居した人全員に最大10,000円もプレゼントしています(2019年11月時点)。
スマイティなら、どんな物件であっても初期費の負担を軽くすることができます。
まとめ
部屋探しで使うべきおすすめの賃貸サイトはどこか紹介しました。
部屋探しは早い者勝ちです。条件の良い物件ほどすぐライバルに取られてしまいます。あなたにぴったりの物件を勝ち取るためには、実際に内見して、部屋や街の雰囲気を感じとることに時間を使うべきです。
マンションの購入・売却・賃貸、それぞれ得意な不動産会社は違います。マンションくらし研究所ではどの会社がどんな評判かランキングをまとめています。今のあなたが頼るべき不動産会社がどこか知ることができます。あわせてご覧ください。