転職するなら残業少ない会社!業界・職種別 1ヶ月の就業時間比較

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毎日仕事に追われてヘトヘト。。今日も明日も残業続きでウンザリ。。有休なんてとれる雰囲気じゃない。。疲れがたまって休日に遊ぶ気力すら無くなっていませんか?

生活していくために仕事は必要、でも働き過ぎは体に毒です。体や心を病んでしまったらあなたの人生が壊れてしまいます。転職という言葉が頭をよぎったことはありますか?そんな人が気になるのは あの業界・あの職種は残業多いの?ということでしょう。

そこで業界・職種ごとの就業時間を詳しく紹介していきます。あなたの業界・職種は他と比べて残業が多いのか、残業が少ないのはどこなのか知ることができます。

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業種業界・職種ごと 残業の調べ方

総務省 統計局では毎年労働力調査を実施しています。日本に住んでいる全人口を対象にしたデータです。よくあるような特定サービス利用者の一部の回答だけを集めたものではありません。この労働力調査の業種業界・職種ごとの就業時間を調べていきます。

残業の多さの目安にするのは月間就業時間、1ヶ月に何時間働いたかです。残業ゼロの基準を160時間(法定労働時間8時間 × 平日数20日)として業種業界・職種ごとにどう違うのか紹介していきます。

就業時間の増減要因

月間就業時間が増える要因は残業や休日出勤です。就業時間が長い業界・職種は、残業や休日出勤が多くて忙しいということです。

また人手が不足しているとも言えます。業績拡大していて仕事が増えている、収益性が厳しくて雇用を増やす余裕が無いなどの背景が考えられます。

月間就業時間が減る要因は休暇や短時間勤務です。就業時間が短い業界・職種は、残業が少ない、休暇がとりやすいということです。

短時間勤務は男女によって利用率が大きく異なります。男性で短時間勤務をする人は少なく、多くはフルタイムで働いています。就業時間の長さをより正確に比較するには、短時間勤務による影響を小さくする必要があります。そのため本記事では男性のデータのみ使います。

業種業界の分類

日本標準産業分類にそって業種業界を分類しています。農業・林業など一部を除き52の業種業界について紹介します。グラフ中、太字・濃い青で表しているのは業界名です。細字・薄い青はさらに細かい分類です。

職種の分類

日本標準職業分類にそって業種業界を分類しています。職種人口が多くて代表的な職種ともいえる「専門職・技術職」「営業・販売職」「事務職」について紹介します。

残業少ない業種業界・職種

業種業界別の月間就業時間をグラフにして比較していきます。160時間が残業ゼロの基準です。200時間は毎日3時間の残業・月1日の有給休暇というイメージです。

専門職・技術職

技術者、開発者、研究者、医師、看護師、社会福祉、法務、経営、金融、記者、編集者、デザイナーなどの職種です。

革・毛皮

製造業の専門職・技術職で残業が少ない業界は革・毛皮です。平均164時間、ほとんど残業が無いといえるレベルです。

食料品

製造業の専門職・技術職で次に残業が少ない業界は食料品です。月間就業時間の平均は179時間、1日あたりにすると約1時間です。

残業が多い業種業界

製造業の専門職・技術職で月間就業時間平均が200時間を超えていて、残業が多いのは鉄鋼業です。全業種で比べてみても残業がかなり多いほうと言えます。

倉庫

製造業以外の専門職・技術職で残業が少ない業界は倉庫です。平均136時間、残業ゼロの基準以下です。ただし業界の特性上、専門職・技術職の人数は少ないことが考えられます。

各種商品小売

製造業以外の専門職・技術職で次に残業が少ない業界は各種商品小売です。主に百貨店、デパートなどのことです。月間就業時間の平均は144時間です。

残業が多い業種業界

製造業以外の専門職・技術職で月間就業時間平均が200時間を超えていて、残業が多いのは建設業、放送、映像・音声・文字制作、道路旅客運送、飲食料品小売、物品賃貸です。

もっと良い環境で働きたい!もっと自分の能力を伸ばしたい!と転職する人もいます。あなたの上司や先輩のライフスタイルを見れば、将来あなたがどんな人生を歩むのか参考になります。いまの延長線上の人生で将来あなたは満足できますか?

あなたの能力をフルに活かせる仕事を探したいならまず、あなたの強み・他人との差別化ポイントを明確にしましょう。採用者はあなたがどんな力を発揮してくれるのか知ろうとします。あなた目線ではなく相手目線で、客観的に見て強みと言えるのは何か知っておくと有利です。

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営業・販売職

営業、販売店員、商品仕入外交員、不動産仲介・売買、保険代理・仲立、有価証券売買・仲立、金融仲立などの職種です。

石油製品・石炭製品

製造業の営業・販売職で残業が少ない業界は石油製品・石炭製品です。平均175時間、1日あたりにすると1時間以下です。業界の特性上、新規の営業先開拓は少なくてルート営業中心だからだと考えられます。

電子部品・電子回路

製造業の営業・販売職で次に残業が少ない業界は電子部品・電子回路です。平均184時間、1日あたりにすると約1時間です。こちらも新規の営業先開拓が少ない法人営業だからだと考えられます。

残業が多い業種業界

製造業の営業・販売職で月間就業時間平均が200時間を超えていて、残業が多いのは食料品、飲料・たばこ・飼料、木材・木製品、印刷・印刷関連、鉄鋼業、生産用機械です。

飲食料品小売

製造業以外の営業・販売職で残業が少ない業界は飲食料品小売です。代表的なのはスーパーマーケットです。平均161時間、ほとんど残業が無いといえるレベルです。

各種商品小売

製造業以外の営業・販売職で次に残業が少ない業界は各種商品小売です。専門職・技術職の残業も少なかった百貨店やデパート。営業・販売職でも少なくて月間就業時間の平均は168時間です。

残業が多い業種業界

製造業以外の営業・販売職で月間就業時間平均が200時間を超えていて、残業が多いのは建設業、道路旅客運送、道路貨物運送、機械器具小売です。

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事務職

一般事務、庶務、人事、企画、受付、秘書、電話応接、会計事務、経理などの職種です。

石油製品・石炭製品

製造業の事務職で残業が少ない業界は石油製品・石炭製品です。平均170時間、ほとんど残業が無いといえるレベルです。営業・販売職の残業が製造業で1番少ないなど、職種を問わず残業が少ない業界だと言えます。

業務用機械

製造業の事務職で次に残業が少ない業界は業務用機械です。平均175時間、1日あたりにすると1時間以下です。業務用、つまり個人向けではなく法人向けです。法人向けビジネスの会社は残業が少ない傾向があります。

残業が多い業種業界

製造業の事務職で月間就業時間平均が200時間を超えるような業界はありません。事務職でいうと製造業は残業が少ない傾向があるということです。

航空運輸

製造業以外の事務職で残業が少ない業界は航空運輸です。平均160時間、ほとんど残業が無いといえるレベルです。運輸業の中で人気の高い航空運輸、残業の少なさも魅力と言えます。

郵便

製造業以外の事務職で次に残業が少ない業界は郵便です。平均162時間、ほとんど残業が無いといえるレベルです。2007年から郵政民営化が進んでいるものの民間企業イメージがあまりない郵便。残業が少ないイメージどおりと言えます。

残業が多い業種業界

製造業以外の事務職で月間就業時間平均が200時間を超えていて、残業が多いのは道路旅客運送、道路貨物運送です。

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将来 残業少ない業種業界

あなたの将来を考えるうえで忘れてはいけないのは未来の働き方です。年齢を重ねて責任を負う立場になったとたん、業務量が激増して毎日深夜残業せざるを得なくなった、、自分や家族の時間を全然とれなくなった、、なんて悲惨な話も聞きますよね。

そこで、管理職になると月間就業時間がどう変化するのか紹介します。

グラフ中、青はその業種業界の平均です。オレンジは管理職のみの平均です。青に比べてオレンジが長い業界、それは管理職になると残業が激増する業界といえます。

月間就業時間平均_管理職_製造業

月間就業時間平均_管理職_製造業以外

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まとめ

いろいろな業種業界、職種ごとに残業の多さを紹介しました。あなたの人生とって仕事のやりがいと同じくらい、仕事以外の時間の充実は大切です。

あなたの強みを最大限に活かせて小さな苦労で大きな成果が出せる、そして今も未来も充実した人生の時間を送れる、そんな天職に巡り合えた人は幸せです。あなたはそんな毎日を送っていますか? 今の人生がベストな選択肢なのか、一度冷静に考えてみる事も大切です。

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