物件探しをしやすい時期はいつ?物件探しおすすめのタイミングとコツ

探している人

賃貸マンションやアパートの、物件探しの時期によって得をすることがあると聞いたことはないでしょうか?家賃の値下げ交渉がしやすかったり、掘り出しもの物件が見つかりやすかったり、そんなお得な物件探しができる時期があるのです。

賃貸は、貸す人と借りる人がいて成り立つものです。なので需要と供給のバランスによって借りる側が有利な時期があります。マンションくらし研究所では、月ごとの傾向データをもとにしてお得に賃貸物件が借りられるコツを紹介します。

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賃貸の物件探しが多い時期

賃貸物件はいつ探されることが多いのでしょうか?傾向をみるためにインターネットで「賃貸」と検索される回数を調べました。2011年~2015年の5年間の検索回数の推移が↓のグラフです。

物件探しが多い時期

みんな1月に物件探しを始める

赤く塗りつぶしているのが1月です。各年の1月1日~31日を赤く塗りつぶしています。どの年も急激に検索数が増えていることがわかります。

おもしろいことに、1月1日になった瞬間から急激に増えているのです。どの年も12月末から増えるようなことはなく、1月になってから、です。年が明けてから新たな気持ちで家を探そうという心理が働くようです。

1年の中でいちばん家探しの需要が多い1月は、物件の数も多いことが想像できます。いろいろな物件を見たい人は、1月に家探しをするのがオススメです。

ただし物件探しをしている人が多いということは、他の人との競争が激しいということです。掘り出しものの物件を見つけたけど他の人に先に契約されてしまった、なんていうこともおこりやすいです。スピード感のある行動をすることが、良い物件を見つけられるコツです。

8月も物件探しをする人が多い

オレンジで塗りつぶしているのが8月です。こちらも1月ほどではないものの急に検索数が増えていて8月末くらいにピークを迎えています。

1月と8月に物件探しが多い理由として、日本の会社や学校の制度が考えられます。多くの場合、会社や学校では年度によって年が区切られていて、1年のスタートは4月です。年度の区切りは人の移動が多いタイミングです。東京の大学に通うために一人暮らしを始める、地方に転勤になったので単身赴任を始める、など新たに家を探す理由ができるからです。

また、会社では1年間を上期(4~9月)と下期(10~3月)の2つに分けています。下期のスタートである10月は、4月と同じく転勤が多い時期です。転勤に向けて物件探しをする人が増える時期なので家探し需要が増えるのです。

4月もしくは10月からの新生活に向けて、早い人は2~3か月前から物件探しを始めているということが分かります。

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1~3月は一人暮らし物件探しの激戦!

賃貸物件とひとことでいっても、一人暮らし向け・家族暮らし向けなどいろいろあります。物件の種類による傾向の違いをみるために「一人暮らし」の検索数を調べました。

一人暮らし物件探しが多い時期

赤く塗りつぶしているのが3月の1ヶ月間です。1年間の中でピークになっているのは3月だけだということが分かります。3月に近づけば近づくほど検索数が増えていき、4月を超えると急に減っていきます。4月から一人暮らしをする人が、物件を探したり必要なものを調べたりしていると想定できます。

それ以外の期間は、特にピークとなっている時期はありません。さきほどの賃貸全体の傾向をふまえると8~9月も一人暮らしの需要が多いのではないかと思いますが、実際には多くありません。つまり、一人暮らしの需要は1~3月に集中しているのです。

4月からの一人暮らしに向けて物件探しをしている人は要注意です。借りる需要が高いということは、貸す人(不動産屋やマンションオーナー)にとって有利な時期ということです。あせって不利な条件で契約してしまわないためには、早めに情報収集などの行動をはじめて、しっかりと知識を持ってから物件を選ぶのがコツです。

家賃の値下げ交渉がしやすいタイミングは

1~3月は、借りる人にとって不利な時期であることがわかりました。では逆に有利な時期はいつなのでしょうか?

マンションやアパートのオーナーにとって避けたいのは、物件が契約されないまま時間だけが過ぎていくことです。物件を貸さなければ1円も収入がありません。なので需要が少ない時期になると家賃を下げてでも早く貸したい!と考えるようになります。

特に一人暮らし向けの物件はピークの3月を過ぎてしまうと、契約される確率がガクッと下がります。ヘタしたら次の3月までの1年間、空室のままかもしれません。

例えば、家賃7万円・契約期間2年間の物件が1年間空室になってしまったとします。その場合、オーナーの収入は↓のようになります。

入居状態期間収入合計
2016年4月~2017年3月空室12ヶ月0円
2017年4月~2019年3月入居24ヶ月168万円

1ヶ月あたりの収入4.7万円

それを家賃を5千円値下げして6.5万円にして、9月からの入居者が見つかったとすると、オーナーの収入は↓のように変わります。

入居状態期間収入合計
2016年4月~2017年8月空室5ヶ月0円
2016年9月~2018年8月入居24ヶ月156万円

1ヶ月あたりの収入5.4万円

家賃を5千円下げたにも関わらず1ヶ月あたりの収入は7千円上がっています。借りる人としては家賃が下がり、オーナーとしては収入の効率が良くなります。お互いにメリットがあるので値下げ交渉が成立するのです。

一人暮らし物件は年に1回しか需要のピークが無いので、契約確率が低い時期が長いです。なので値引き交渉が比較的しやすいといえます。「いまの家賃設定のままだと入居者あらわれないかな・・」と考えはじめる時期であり、しかも不動産屋が忙しくなる前でもある、7月くらいが一番値引き交渉がしやすい時期となるでしょう。

まとめ

多くの人が賃貸物件を探す時期は1~3月と、8~9月であることが分かりました。とくに1~3月は一人暮らしを探す人が集中する時期です。物件の数が多くて選択肢が広いことがメリットですが、競争が激しいというデメリットもあります。早めに家探しを始めることが、良い物件に巡り逢うためのコツです。

それ以外の時期は需要が少ない時期なので、家賃の値下げ交渉がしやすいのがメリットです。値下げ交渉をするのは気が引ける・・・と思う人もいるかもしれません。しかし需要の少ない時期に入居してくれるのはオーナーにとって大きなメリットがあるのです。チャレンジしてみてはいかがでしょうか!?

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