引っ越し代が安い時期は?費用相場はいくら?繁忙期でも安くする方法


引越し作業

引っ越し代はいくらかかるんだろう?そう思ってネットで探してみても料金表のようなものはありません。引っ越し代はいろいろな要因によって変わるからです。荷物の量や移動する距離はもちろん時期、曜日、時間帯によっても変わってきます。

引越しの時期や条件別に、相場はいくらなのか紹介します。引越し業者からの見積り額が相場と合っているのか確認することができるようになります。

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引っ越し代が高い・安い時期

一般的にモノやサービスの料金は需要と供給のバランスによって決まります。引越しも同じです。引越しが多い時期は高くなり、少ない時期は安くなります。

引越しがいちばん多いのは3月です。↓はGoogleで「引越し 準備」と検索される件数をグラフにしたものです。赤は3月、黄色は9月の1ヶ月間をしめしています。


引っ越し準備の時期
引用元:Googleトレンド

グラフのピーク、つまり多くの人が引越しの準備をしている時期は2月末から3月頭だということがわかります。物件探しをしている人が多いのは1月です。1月から物件探しを始め、2月には決定し、3月に引越しをするというパターンが多いです。

3月は他の月と比べて飛び抜けて多くなっています。3月前後は引越し業者にとって繁忙期だから高い、その他の期間は通常期で安い、という構図になっています。繁忙期と通常期では具体的にいくらの差があるのか解説していきます。

一人暮らしの引越し費用相場

引っ越し代は荷物の量によって変わってきます。使うトラックの大きさや依頼する作業者の数が変わってくるからです。なので単身・二人・家族、世帯の人数ごとに引越しの費用相場を解説します。


まずは引っ越し代が安い通常期です。

通常期

引越し距離SUUMO引越し侍価格.com平均
~50km4.1万2.6万3.7万3.4万
~200km5.1万3.6万4.8万4.5万
~500km6.5万5.1万6.1万5.9万

引用元:suumo引越し侍価格.com

東京に引っ越す場合の距離イメージは↓です。

  ~50km:隣の県からの引越し
 ~200km:関東甲信越からの引越し
 ~500km:遠方からの引越し

サイトによって相場金額が大きくバラついています。引っ越し代はいろいろな条件によって変わるので料金がブレやすいです。相場はあくまで目安であるととらえましょう。


続いて引っ越し代が高い繁忙期です。通常期と比べて何%高くなっているのか「通常期比」であらわしています。

繁忙期

引越し距離SUUMO引越し侍価格.com平均通常期比
~50km5.3万3.6万4.5万4.5万130%
~200km5.9万5.5万5.5万5.6万124%
~500km7.2万7.0万6.0万6.8万115%

引用元:suumo引越し侍価格.com

近距離の引越しほど値上がりする傾向があります。50km以下の近距離の引越しだと、通常期にくらべて費用が130%になります。差額としては1万円くらいです。

若者の一人暮らしなど、お金の余裕が無い世代にとっては大きな金額です。賃貸物件の場合は敷金・礼金・家賃など初期費用の支払いもあります。もし3月に引っ越さなければならない重大な理由が無いのなら、時期をずらすことを考えるべきです。

二人暮らしの引越し費用相場

通常期

引越し距離SUUMO引越し侍価格.com平均
~50km6.8万5.6万7.2万6.5万
~200km8.2万7.6万8.2万8.0万
~500km10.4万12.2万11.6万11.4万

繁忙期

引越し距離SUUMO引越し侍価格.com平均通常期比
~50km8.2万7.0万9.0万8.1万123%
~200km10.1万9.9万10.9万10.3万128%
~500km13.8万18.2万11.0万14.3万126%


二人暮らしになると引っ越し代は一人暮らしのほぼ2倍、距離にもよりますが10万円を超えるケースもあります。繁忙期は通常期にくらべて約125%くらいに値上がりします。

二人暮らしの場合、相手がいるので自分一人の都合だけでは引越し日を決められません。繁忙期は金額面の他に、希望日程が予約できないというリスクも高くなってしまいます。早めに引越し業者と交渉を始めるなど、早めの行動が大切です。

家族4人の引越し費用相場

通常期

引越し距離SUUMO引越し侍価格.com平均
~50km11.3万9.5万10.3万10.4万
~200km13.2万-12.8万13.0万
~500km17.2万13.0万12.0万14.1万

繁忙期

引越し距離SUUMO引越し侍価格.com平均通常期比
~50km13.2万11.6万12.1万12.3万119%
~200km17.7万16.0万17.5万17.1万131%
~500km23.1万26.0万19.5万22.9万163%


繁忙期には、遠距離になるほど値上がり幅が大きくなっていきます。500kmの場合、通常期にくらべて163%にもなってしまいます。その差額は約9万円、とても大きな金額です。

繁忙期は需要がとても多い時期なので料金交渉をするには不利な時期です。どうしても4月までに引っ越さなければいけない、費用よりタイミングを重視する人が増える時期だからです。

できれば3月前後を避けるか、少しでも安くする工夫をしましょう。

引っ越し代を安くするコツ

高いのはわかっているけど、どうしても3月に引っ越さなければいけない人も多いと思います。そんな人でも引っ越し代を安くおさえるコツを紹介します。

曜日を平日にする

繰り返しになりますが、引っ越し代は需要と供給によって決まります。つまり需要の少ない状況を選べば安くおさえることができます。

世の中は土日が休みの人が多いです。なので引越しも土日にしようと考える人が多くなります。逆にいうと、平日は引っ越し代が安くなるということです。平日と土日とで比べると↓のようになります。

土日平日土日比
通常期5.2万5.0万96%
繁忙期6.3万5.7万90%

引用元:suumo

通常期でも繁忙期でも、平日は引っ越し代が安くなることがわかります。しかも繁忙期のほうが値下がり幅は大きいです。土日とくらべて90%にまで安くなります。

繁忙期である3月に引越しせざるを得ない人は、自分の都合で日程を選べない人が多いと考えられます。なので土日しか引越しができす平日の需要が低くなっていると推測できます。学生や休暇をとれる社会人は引っ越しを平日にすることで安くできます。

時間を午後にする

引越しを午前中からやりたいと考える人は多いです。午前中にさっさと荷物を運んでしまって、そのあとの作業を早く始めたいと考えるからです。逆にいうと午後の引越しは需要が低いから安くなるということです。午前と午後で引っ越し代を比べると↓のようになります。

午前午後午前比
通常期5.6万4.4万79%
繁忙期6.2万5.3万86%

引用元:suumo

繁忙期であっても引っ越し代は86%、午前とくらべて14%も安くなります。どうしても3月に引越しをしなければならない人にとってはとても有効な値下げ策だといえます。

ただしいくつか注意しなければいけない点もあります。

遠距離の引越しの場合、業者が依頼を引き受けてくれない場合があります。遠距離だと移動時間が長くなります。午後だけの移動でたどり着けないような遠距離だと、午後の引越しは引き受けてもらえません。

約束の時間に業者が来ない可能性があります。引越し業者は午前中、別の引越しをやっています。作業に想定以上の時間がかかったり、思わぬ渋滞に巻き込まれたりすると、予約の時間に来れない可能性があります。気長に待つ、心の広さが必要です。

引越しが終わったとき、日が沈んで真っ暗になっている可能性があります。引越し初日で困るのは夜です。照明を買ってないから部屋が真っ暗、カーテンを買ってないから部屋が丸見え、なんてウッカリが起こりがちです。事前に準備しておきましょう。

選択肢を広げる

引っ越し代はいろいろな要因によって大きく変わります。少しでも安く、納得できる金額・サービスで引越しをするためには、有利な交渉ができる状況をつくることが大切です。

引越し業者を手配しようとしても、3月の土日の午前中しか空いていないと言われてしまえば、高い金額を払わざるを得なくなってしまいます。選択肢が少ないというのは交渉が不利ということです。

選択肢を広げる方法のひとつは、引越しを平日にする、午後にするなど時間をズラして考えることです。もしズラすことができる人はぜひ検討してください。

もうひとつの方法は、いくつかの引越し業者から見積りをとって比べることです。ひとつの業者しか知らないとその業者の言いなりになってしまいます。しかし比べることによってあなたが選択権を持つことができます。引越し業者ランキングや引越し見積りの交渉を有利にするコツも参考にしてください。

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まとめ

引っ越し代はいろいろな要因によって大きく変わることが分かりました。荷物の量、引っ越す距離、時期、曜日、時間帯など条件が違うだけで費用が全く変わってきます。

ポイントは需要の低いところを探すということです。新たな生活にむけて気持ちよく引越しをするために参考にしてください。

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