【事件の種類別】防犯対策の考え方とおすすめ防犯グッズ


事件を解決した子

毎日安心して暮らすためには日頃の防犯対策が大切です。そのための第一歩はどんな事件が多いのかを知ることです。マンションくらし研究所では東京23区を77地域に分けて、どの地域でどんな事件が多いのかを解説しています。

その次に必要なのが、事件に合った対策をすることです。どんな事件が多いのかによって必要な対策は変わってきます。事件の種類ごとに、具体的な対策と防犯グッズを紹介します。

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強姦・わいせつの防犯グッズ

女性の防犯

一人暮らしの女性がターゲットとなりやすいのが強姦・わいせつです。とても凶悪で許せない犯罪です。警視庁の発表によると夜遅く、人目につきにくい時間帯に起きやすいです。

・強姦は、午後10時から午前4時までに約53パーセント発生しています。
・強制わいせつは、午後11時から午前2時までの深夜帯に最も発生が多くなっています。

引用元:警視庁

場所は、住宅や路上が多いです。割合としては半分を超えています。

・強姦は、住宅(一戸建て・中高層・その他の住宅)での発生が合計約58.1パーセントと多く、次いでモーテル・ラブホテル、一般ホテル・旅館となっており、屋内で多く発生しています。
・強制わいせつは、道路上が32.7パーセント、住宅(一戸建て・中高層・その他の住宅)での発生が27.5パーセント、電車内が14パーセントの順で発生しています。

引用元:警視庁

以上のことから考えると被害にあいやすい状況は「遅い時間の一人歩き」だということが分かります。事件にあってしまう場合、次のようなステップがあります。それぞれについて対策が必要です。

1)危険な状況にいる
 ↓
2)ターゲットに選ばれる
 ↓
3)事件に巻き込まれる

1)の対策は、遅い時間に一人歩きをする状況を避けることです。人目が多い早め時間に帰る、人目につきやすい明るい道を通る、駅から近い場所に住むなどの対策が考えられます。自分が置かれる状況をコントロールすることによって事件にあうリスクを減らすのです。

2)の対策は、「あなたをターゲットにすると失敗するかも」と犯人に思わせることです。犯人が避けたいのは通報される・逮捕されるということです。その可能性を匂わせることで、ターゲットになるリスクを減らすことができます。

そのために有効なのが防犯ブザーです。万が一のときに大きな音を鳴らして回りの人に助けを求めることができます。犯人の立場からすると、人がたくさん集まってきて逃げられなくなるかもと思うでしょう。

そう思わせるために、防犯ブザーを持っていることを犯人に見せる必要があります。カバンにぶら下げられる、よく売れているものを選ぶとよいでしょう。1000円以下のお手軽なものもたくさんあります。

子供の防犯

子を持つ親として心配なのが、我が子が事件に巻き込まれないかということです。わいせつ事件の被害者には子供も多いです。その事件のほとんどが学校の登下校時に起きています。毎日のことなのでとても心配ですね。

・13歳未満の年少者に対する性犯罪は、登下校時間帯(午前7時から午前9時まで、午後2時から午後7時まで)に74.3パーセントが集中して発生しています。
・住宅(一戸建て・中高層・その他の住宅)が約37.7パーセントを占め、次いで道路上の発生が多くなっています。

引用元:警視庁

子供に「危険な状況を避けること」を徹底するのは難しいです。何が危険かを判断してそれを避ける方法を考える、そんな臨機応変な対応を求めるのはまだ難しいです。

しかし「ターゲットに選ばれること」を避ける努力はできます。先ほどと同じように、防犯ブザーをぶら下げるのです。防犯ブザーをぶら下げたランドセルを見たら犯人はこのように感じてくれるかもしれません。

「この子の親は防犯意識が高そうだ。知らない人から声をかけられたら、ブザーを鳴らしたり大声を出すように教育されているかもしれない。」

子供向けの防犯ブザーもお手軽な値段で売っています。ネットだといろいろなお店を歩き回らなくてもいろいろ探せるので便利です。

空き巣の防犯グッズ

空き巣は、自分の生活領域に人が侵入してくる恐い犯罪です。その入り口となってしまう場所は窓と玄関です。警視庁の発表によると約2/3は窓からの侵入だそうです。

・住宅対象侵入窃盗は縁側、ベランダ、居室等の窓からの侵入が60.1パーセントと多くなっています。
・玄関等の出入口からの侵入については39.9パーセントとなっています。

引用元:警視庁

窓の防犯

マンションの空き巣被害の原因で一番多いのが鍵の閉め忘れです。全体の約40パーセントにもなります。

空き巣の侵入手段は、一戸建住宅では「ガラス破り」が、中高層住宅、その他の住宅では「無締り」が多くなっています。

引用元:警視庁

空き巣対策で重要なのは防犯意識を持つことです。空き巣の被害にあいやすいのは低層階だけだと思っていませんか?ちょっとした外出なら窓は開けたままでいいやと思っていませんか?ALSOKの調べによると空き巣に狙われやすい階数は1階・2階そして6階以上です。中層階以上がむしろよく狙われています。

空き巣の犯人がターゲットを決めるときに考えることは次のようなことがあると考えられます。

1)回りの目につきやすいか
2)入り口へ到達しやすいか
3)侵入しやすい建物か
4)侵入しやすいタイミングか

犯人の立場からすると、1)をクリアしてしまえば、2)はたいした問題ではないと考えられます。相手は空き巣を仕事としているプロです。高い建物を昇ることはたいした手間ではないでしょう。低層階ではないからといって窓を開けっぱなしにするのは危険です。やめましょう。

対策がしやすいのが3)です。侵入しにくい建物だと思わせることです。一般的な対策はホームセキュリティサービスを利用することでしょう。犯人は通報されることをいやがります。センサーやカメラによって確実に通報されてしまっては困ります。

しかしホームセキュリティサービスは毎月それなりにお金がかかります。あまりお金をかけたくないという人は、窓の防犯グッズだけでも利用することをおすすめします。

コツは、外から見えるような防犯グッズで抑止効果を高めることです。警備会社のロゴが入ったものはさらに抑止効果が高いでしょう。画像をクリックすると商品の詳細にリンクします。

玄関の防犯

ピッキングで鍵を開けるケースが多いです。鍵への対策がポイントになります。

鍵は日々進化しているので新しい鍵ほどピッキングがしにくいです。しかし賃貸マンションの場合、自分で鍵を交換することはできません。また↓のようなこともあります。賃貸マンションは玄関の防犯対策がしにくいのです。

・賃貸マンション
独身の入居者が多い、日中は不在の部屋が多い、顔見知りが少なく大きな荷物を持ち出しても怪しまれない、などの理由から、犯行しやすい建物といえそうです。

引用元:ALSOK

対策の1つは物件選びです。防犯カメラ・オートロック・カメラインターホンがついているようなセキュリティが高い物件を選ぶことです。家賃が高くなってしまいますが、安全に生活するための保険のような感覚で考えるとよいでしょう。家賃相場が安いエリアにすればお得に高セキュリティ物件に住めるかもしれません。

もう1つの対策が防犯グッズです。ピッキングの手口であるサムターン回しを防ぐもの、留守であることを分かりづらくするもの、鍵のかけ忘れを防止するものなど、様々なグッズがあります。

自転車盗難の防犯グッズ

事件のなかで最もたくさん起きているのが自転車盗難です。警視庁の発表によると毎年5万件以上も発生しています。毎日140件も起きているということです。いつ自分の自転車が盗難にあうかわかりません。

対策は鍵をきちんとすることです。鍵のかかっていない自転車は一瞬で盗んでいくことができます。鍵をかけない=盗んでくださいと言っているようなものです。

鍵をしたからといって安心はできません。4割は鍵をした状態で盗難にあっています。鍵は鍵でも、盗難されにくい鍵をつける必要があるのです。警視庁が発表している盗難にあいにくい鍵の種類を紹介します。

シリンダー式

鍵穴がシリンダー式になっているタイプです。通常の鍵穴タイプに比べて開けにくくなっています。開けにくいということは盗難に時間がかかるということです。犯人は人目にいつくことを嫌いますので、このタイプの鍵がついた自転車は狙われにくい可能性があります。

U字ロック

車輪と本体を固定する方法のほか、ガードレールなど道路設備と固定することもできるタイプです。ガッチリとした金属でできていて破壊しにくいものが多いです。犯人は、この鍵がついている自転車を狙うより他を狙ったほうが効率が良いと思ってくれるかもしれません。

ジョイントワイヤー

こちらも道路設備と固定することができるタイプです。U字ロックにくらべて柔軟性が高いのでいろいろな道路設備に固定することができます。自由度が高いのが特徴です。自転車単体でしか鍵をしない場合、鍵がかかった状態のまま持ち上げて盗まれる可能性があります。心配な人は道路設備と固定できるタイプを選ぶとよいでしょう。

まとめ

犯罪の種類ごとに、防犯に対する考え方や防犯グッズを紹介しました。しかし一番大切なのは防犯意識を高く持つことです。日常生活にどんなリスクが潜んでいるかを考えることです。そうすることで犯罪に巻き込まれやすい状況を避けることができます。安心して生活を送るためにアンテナを高くしましょう。

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