東京の暮らしって楽しい?平日・土日・男女別 東京人のライフスタイル

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東京で暮らすのってなんだか毎日が楽しそう!あなたはそんなイメージを持っているのではないでしょうか。東京の会社に就職したい、東京の学校に進学したい、そんな憧れを持っている人もいますよね。

でもじゃぁあなたと東京人とでライフスタイルがどのように違うのか、具体的に知っていますか?誰しもに平等に与えられている1日24時間。あなたと東京人とで使い道はどのように違うのでしょうか。

そんな東京人ならではのライフスタイルを、総務省 統計局が実施している調査をもとに紹介します。東京人と全国平均との違いを知ることができます。

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東京暮らしって何が楽しい?

総務省 統計局では社会生活基本調査で人々が毎日どんな行動に何分費やしているのかデータをまとめています。このデータをもとに、東京で暮らしている人と全国平均とでどのような違いがあるか紹介します。

調査対象は35歳未満の独身の男女です。年齢やライフステージによってライフスタイルは異なります。調査対象を絞ることによって、より正確に傾向を知ることができます。

東京で暮らしている人と全国平均とで行動時間を比べていきます。全国平均を100%としたとき、東京人は毎日何倍の時間を費やしているかグラフにしています。平日と土日では行動の傾向が違うのでそれぞれ分けています。

まずは35歳未満の独身の男性です。

東京暮らし_行動別平均時間_男
引用元:平成23年 社会生活基本調査(総務省 統計局)

平日の通勤・通学の時間が多いことが分かります。全国平均と比べて130%です。東京は通勤電車が大変というイメージがあると思います。そのイメージ通りの結果です。東京で暮らしている人は全国平均の1.3倍の時間をかけて通勤しています。

いっぽう仕事については意外な結果かもしれません。東京の会社で働くと残業が多そうとイメージするかもしれませんが、実態は全国平均とほぼ同じです。

東京人のライフスタイルで、平日に少なく土日に多いのがテレビ・雑誌、自己啓発、趣味・娯楽です。これらの行動は一人で過ごすケースが多いものです。逆に平日に多く土日に少ないのがスポーツ、交際です。これは誰かと過ごすケースが多いものです。

つまり、東京で暮らしている人は平日は友達や恋人と過ごしやすく、土日は自分の時間を大切にしやすいと言えるのです。東京は遊ぶ場所や飲食店の選択肢が多いです。平日の仕事が終わった後でも遊びやすい環境にあります。東京が楽しそうというイメージもここから来ているのかもしれません。

続いて35歳未満の独身の女性です。

東京暮らし_行動別平均時間_女
引用元:平成23年 社会生活基本調査(総務省 統計局)

全体的に男性と同じ傾向です。通勤時間が長く、平日は友達や恋人と過ごしやすく、土日は自分の時間を大切にしやすいです。

そんな中で大きく違うのは平日の交際に使う時間です。男性の場合は全国平均と比べて140%でしたが、女性は180% 約2倍にもなります。女子会という言葉もすっかり定着しました。女性同士で集まって楽しく遊ぶ姿は東京の景色の一部といってもいいのかもしれません。

東京暮らしのライフスタイル

東京で暮らす人がどんな行動に時間を使っているのか、全国平均との比較を紹介しました。続いて、具体的に毎日何分くらい使っているのか、何%の人がその行動をとっているのか紹介していきます。

通勤・通学

東京暮らし_平均時間の比較_通勤・通学

1日あたりの通勤・通学時間(往復)の平均は、全国平均:男性 63分、女性 63分に対して東京で暮らしている人は男性 83分、女性 80分です。ただしこの数字は通勤・通学していない人も含めたものです。

通勤・通学している人だけの平均にすると、全国平均:男性 77分、女性 78分に対して東京人:男性 100分、女性 103分となります。東京で暮らすと通勤・通学の往復で毎日約30分、余分に時間が必要になるということです。

一週間5日間に換算すると2.5時間、1年間で約130時間。無駄な時間が増えるだけなのか、必要な犠牲なのか、有効活用しようと努力するのか、考え方は人それぞれです。

仕事

東京暮らし_平均時間の比較_仕事

1日あたりの仕事時間平均は↑のとおりです。仕事をしている人だけの平均だと、全国平均:男性 9.4時間、女性 8.6時間に対して東京人:男性 9.7時間、女性 8.8時間です。東京人は全国平均と比べると残業が約15分多くて、残業時間の平均は1.5時間だということになります。

自己啓発

東京暮らし_平均時間の比較_自己啓発

自己啓発とは、何かを学んだり資格を取ったりするために勉強することです。会社から指示されてやるのではなく、自分の成長のために自らの意思でやるものです。

土日に自己啓発の時間をとっている人は全国平均で男女ともに7%です。いっぽう東京人だと男性 10%、女性 12%です。全国平均の1.5倍以上もの人が休日に勉強しています。

東京は日本のなかでビジネスの中心といえるエリア、たくさんのビジネスマンがひしめき合っています。そんな中でも戦えるように、自分のスキルを高めるために努力をしている人が多いと推測できます。そんな人が身近にいたら良い刺激をもらえてあなたのモチベーションも自然と上がるかもしれませんね。

趣味・娯楽

東京暮らし_平均時間の比較_趣味・娯楽

趣味・娯楽の行動時間は当然ながら土日のほうが多いです。その土日で比べると全国平均:男性 116分、女性 70分に対して東京人:男性 138分、女性 76分です。

男女で比べると男性のほうが趣味・娯楽に使う時間が多い傾向があります。この要因として、男性のほうが一人で行動することに抵抗が少ない事が考えられます。趣味は自分の世界の追求でもあり一人で過ごす時間も多いです。そんな一人行動に抵抗が少ない男性のほうが趣味に没頭しやすいと考えられます。

東京で暮らしている人は全国平均と比べて10~20%多く趣味・娯楽の時間を楽しんでいます。さらに東京にはいろいろなお店があるので選択肢が多いという違いもあります。なかにはマニアックな店もあり趣味の深さを追及できます。時間の長さだけでなく深さにも違いがあると考えられるのです。

交際

東京暮らし_平均時間の比較_交際

男女で比べたときに女性のほうが多いのが交際です。趣味・娯楽とはまったく逆です。女性はコミュニケーションを重視する傾向があります。一人の世界に没頭するよりも、気の合う友達や恋人と一緒に過ごす時間を大切にしたいのだと考えられます。

特に大きく違うのが平日に友達や恋人と会う女性の割合です。全国平均では14%ですが東京の場合は27%、2倍です。東京で暮らすと平日の夜が2倍楽しいと言えるかもしれません。遊ぶ場所も多いので飽きることもないかもしれません。

まとめ

東京の暮らしはどんなことが楽しいのか、どんなライフスタイルなのか紹介しました。東京にはたくさんの選択肢が転がっています。それはつまり、あなたが欲しいと思うものを叶えてくれる可能性が高いということなのかもしれませんね。

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