今時の結婚観、男女の違いはどこ?年代別 結婚に対する意識の違い

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浜辺の二人

付き合っている人との結婚を意識しはじめた、周りの友達で結婚をする人が増えてきた、30歳が近づいてきた、、人生の中で結婚のことを考えるタイミングや理由はさまざまです。性別や年齢によっても考え方が変わります。

お付き合い相手やあなたの周りの人は結婚についてどのように考えているのでしょうか?結婚観を性別・年代別に時代によってどう変化しているのか紹介します。

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年代別の結婚観

結婚は人の生き方を大きく変えるイベントです。みんな何かしらメリットを感じるから結婚をするわけです。結婚にどんなメリットがあると考えているのか、それは年代によってどう変化するのかを紹介します。

男性

男性が考える結婚のメリットを、年代別に表したのが↓です。

結婚のメリット_男性_年代別
引用元:結婚と出産に関する全国調査(国立社会保障・人口問題研究所)

結婚のメリットとして多くの人が感じているのが「自分の子どもや家族を持てる」「精神的な安らぎが得られる」といったことです。20~30代で大きな割合となっています。特に若い年代ほどメリットとして感じやすい傾向があります。

似たような理由だけれども少ないのが「好きな人と暮らせる」です。今好きだと思う相手といっしょに暮らせる、それだけでは結婚の理由として弱いということです。家族として共に生活できるか、理想の家族像のイメージがあっているか、互いに支えあえるかなど、将来のことを重視していることが分かります。

30代になると「親を安心させられる」「社会的信用を得たり周囲と対等になれる」が増えてきます。自分のメリットではなくて、他人からどう見られるかを考えやすいということです。30代になると結婚観に変化がでてくることが分かります。

もしあなたが30代の男性と結婚したいと考えているなら、その男性との将来の事だけでなく、その男性の家族・仕事・友人とどのような未来をイメージしているかを話し合うとよいかもしれません。

女性

女性が考える結婚のメリットを、年代別に表したのが↓です。

結婚のメリット_女性_年代別
引用元:結婚と出産に関する全国調査(国立社会保障・人口問題研究所)

女性が結婚のメリットとして特に感じているのが「自分の子どもや家族を持てる」です。特に20代では圧倒的に割合が大きくなっています。男性と同じく若い世代ほどメリットとして感じやすいですが、その傾向はよりハッキリしています。

「親を安心させられる」が年齢とともに急上昇しているのも特徴的です。「家族を持てる」と「親を安心させられる」とで共通しているキーワードが「家族」です。両方の合計はとても大きな割合になっています。家族とのつながりが重要なポイントだということが分かります。

もしあなたが女性と結婚したいと考えているのなら、その女性の家族のことをよく知ろうとしたり、どのような未来にしたいと思っているのかを話し合うとよいかもしれません。

今時の結婚観の特徴

時代が変われば結婚観も変わります。今時の人がどんな結婚観を持っているのか、過去からの変化をみることによって読み解いていきます。

男性

男性が考える結婚のメリットがどのように変化したのかを表すと↓のようになります。

結婚のメリット_男性_推移
引用元:結婚と出産に関する全国調査(国立社会保障・人口問題研究所)

「好きな人と暮らせる」が減って「自分の子どもや家族を持てる」が増えています。好きな人とただ一緒にいられればよいというのではなく、子どもや家族を持つといった具体的な理由へと変化しています。現実的な考え方に変化してきているといえます。

「精神的な安らぎが得られる」が減っています。そして「金銭的に余裕が持てる」が少しづつ増えています。この背景には共働きの増加があると考えられます。会社員の給料は減少傾向にあり、男性は仕事・女性は家庭という固定観念は崩れています。結婚=家事も仕事も分担という感覚が増えていると考えられます。

結婚観を理解するうえで知っておきたいのが、独身でいることにどんなメリットを感じているかです。その変化を表すと↓のようになります。

独身のメリット_男性_推移
引用元:結婚と出産に関する全国調査(国立社会保障・人口問題研究所)

圧倒的に多いのが「行動や生き方が自由」です。その他と比べると倍以上あります。しかもその割合は年々増える傾向にあります。

インターネットやスマートフォンの普及で、自分が欲しい情報をかんたんに入手できるようになりました。情報の量や探しやすさは日々改善されてどんどん便利になっています。マニアックな情報でも入手しやすかったり、趣味の合う人を探せたりするので、自分の趣味の世界を突き詰めやすくなっています。自分の世界観を大切にして、自由に生きたいと考える人が増えていると考えられます。

結婚したとしても相手の趣味や世界観に干渉しない。夫婦共通の趣味を持つのではなく、お互いが自分だけの時間や空間を持つ。そんな結婚生活が求められているのかもしれません。

女性

続いて今時の女性の結婚観の特徴です女性が考える結婚のメリットがどのように変化したのかを表すと↓のようになります。

結婚のメリット_女性_推移
引用元:結婚と出産に関する全国調査(国立社会保障・人口問題研究所)

「好きな人と暮らせる」が減って「自分の子どもや家族を持てる」が増えている、男性と同じ傾向がみえます。性別に関係なく、今時の人は現実的な考え方をするようになっているということが分かります。

「金銭的に余裕が持てる」が増えています。この背景には会社員の給料減少のほかに働き手の不足、女性活躍への期待なども関連していると考えられます。女性は男性と比べて体力的に不利です。労働力・収入源として期待されても応えられないと不安を感じていると推測できます。そのため結婚のメリットとして金銭的なことを感じやすくなっていると考えられます。

女性は独身でいることにはどんなメリットを感じているのでしょうか。その変化を表すと↓のようになります。

独身のメリット_女性_推移
引用元:結婚と出産に関する全国調査(国立社会保障・人口問題研究所)

「行動や生き方が自由」が圧倒的に多いです。2015年は75%にもなっていて、男性より多い傾向があります。女性はより自由な人生にメリットを感じやすいことが分かります。

「幅広い人間関係を保てる」が減少しています。このことからも周りにとらわれない自由な生活をしたいと考えている人が増えていることが分かります。無理に人間関係を広げようとするのではなく、心を許せる友達との関係を深めたいという考えが強まっているのかもしれません。

結婚したとしても相手の交友関係には干渉しない。友達だけで自由におもいっきり楽しむ時間を定期的につくる。そんなライフスタイルが求められているのかもしれません。

まとめ

今時の結婚観は「現実的」「自由を尊重」が大切であることが分かりました。結婚とは別々の人生を歩んできた2人が1つの家族となって暮らすことです。お互いが快適に過ごすためには相手を尊重することが大切です。相手がどんなことを考えているのか、大切にしているのはどんな事なのか、じっくり話し合って理解しあいましょう。

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