和光市から池袋を経由して渋谷まで走る東京メトロ副都心線。朝の通勤ラッシュはどれくらい混むのでしょうか?副都心線 渋谷方面の電車について、時間帯ごと・駅ごとに、どのくらい混雑しているのかを紹介します。
副都心線 渋谷方面の混雑率
混み具合のレベルを↓のように分けたとき、副都心線 渋谷方面の、通勤ラッシュピーク時混雑レベルは3.79です。東京の主要48路線71方面のなかで31番目に混雑しています。
5以上 乗れないこともある
4~5 ぎゅうぎゅう
3~4 ストレス無く立てる
2~3 席・つり革はいっぱい
混雑レベル3.79というのは、たくさんある駅の平均です。なので実際にはもっと混んでいる駅もあるということです。どの時間帯に、どの駅がどれくらいこんでいるのか詳しく紹介します。
時間帯・駅ごとの混雑率
どの時間帯の電車に乗ると、どれくらい混んでいるのか。分かりやすくするために、時間帯別に混雑レベルをグラフ化します。
グラフの上から下に向かって電車が走ったとき、混雑レベルがどのように変化するのかを表しています。青点は集計したデータです。十分なデータが無い駅は点線で推測を表しています。
7:45~8:00渋谷着の電車の混雑率
7:45~8:00に渋谷に着く電車は、氷川台を7:20くらい、池袋を7:30くらいに通ります。そんな電車のデータだけを集計すると、混雑レベルの変化は↓のようになります。
氷川台から池袋まではとても混んでいます。ずっとぎゅうぎゅう状態です。いっぽうで池袋をすぎると混雑レベルがガクッと下がってとても空くことがわかります。渋谷まで通う人は、池袋まではガマンが必要です。
8:00~8:15渋谷着の電車の混雑率
8:00~8:15に渋谷に着く電車は、地下鉄赤塚を7:30くらい、池袋を7:45くらいに通ります。そんな電車のデータだけを集計すると、混雑レベルの変化は↓のようになります。
この時間帯も池袋まではガマンが必要です。しかも池袋までの区間の混雑レベルはさきほどよりも上がっています。ずっとレベル5くらいです。ぎゅうぎゅうでとても大変です。さきほどよりも混む時間帯であるということが分かります。
8:15~8:30渋谷着の電車の混雑率
8:15~8:30に渋谷に着く電車は、和光市を7:40くらい、氷川台を7:50くらい、池袋を8:00くらいに通ります。そんな電車のデータだけを集計すると、混雑レベルの変化は↓のようになります。
和光市は比較的すいています。ぎゅうぎゅうというレベルにはありません。しかしそこを過ぎると池袋までぎゅうぎゅう状態です。この時間帯も通勤ラッシュのピークだということが分かります。
8:30~8:45渋谷着の電車の混雑率
8:30~8:45に渋谷に着く電車は、地下鉄赤塚を8:00くらい、小竹向原を8:10くらい、池袋を8:15くらいに通ります。そんな電車のデータだけを集計すると、混雑レベルの変化は↓のようになります。
池袋までの区間の混雑レベルがさきほどより下がりました。ピークの時間帯を越えたということがわかります。とはいえぎゅうぎゅうに近い状態です。楽に通勤できるとは言えない状態です。
8:45~9:00渋谷着の電車の混雑率
8:30~8:45に渋谷に着く電車は、地下鉄赤塚を8:15くらい、池袋を8:30くらいに通ります。そんな電車のデータだけを集計すると、混雑レベルの変化は↓のようになります。
こちらも、ピークの時間帯よりは空いていることがわかります。しかしピークを越えたからといっていっきに空くということはないです。あいかわらずぎゅうぎゅうに近い状態です。池袋までの混雑を避けるには、ピーク時間帯を大きく外す必要がありそうです。
データが少ないのでグラフにできていませんが、7:15~7:30に渋谷に着く電車であれば混雑レベルがグッと下がるかもしれません。6:50の小竹向原の混雑レベルが2というデータがあります。座れるかもしれないくらいの空き具合です。通勤ラッシュを避けいたい人はチャレンジしてみるとよいでしょう。
まとめ
東京メトロ副都心線 渋谷方面は、和光市から池袋までの区間がとても混むことが分かりました。しかもピークを多少はずしたとしてもガラッと空くことはありません。
東京の通勤混雑率についてもっと知りたい人は 東京の主な48路線の通勤混雑率ランキングをご覧ください。実際に毎日電車に乗っている人のリアルな情報をもとにしたランキングを知ることができます。
マンションくらし研究所では東京23区のさまざまなランキングを紹介しています。統計データを元にしているので東京の街のリアルを正しく知ることができます。あわせてご覧ください。