千葉の大きな駅 西船橋や、家賃がお得な葛西エリアを通って都心へと向かう東京メトロ東西線。通勤ラッシュがとても混むことで有名ですが、何時にどの駅がどれくらい混むのでしょうか?東西線 西船橋から大手町方面へ向かう電車について、時間帯ごと・駅ごとに、どのくらい混雑しているのかを紹介します。
東西線 大手町方面の混雑率
混み具合のレベルを↓のように分けたとき、東西線 大手町方面の、通勤ラッシュピーク時混雑レベルは5.67です。東京の主要48路線71方面のなかで1番混雑しています(詳しくは東京の通勤ラッシュ混雑率ランキングをご覧ください)。
5以上 乗れないこともある
4~5 ぎゅうぎゅう
3~4 ストレス無く立てる
2~3 席・つり革はいっぱい
混雑レベル5以上というのは人が多すぎて乗れないこともあるレベルです。平均値がそれを大きく超えています。毎日ものすごい混雑であると分かります。通勤ラッシュを避ける術ははたしてあるのでしょうか。どの時間帯に、どの駅がどれくらい混むのか、詳しく紹介します。
時間帯・駅ごとの混雑率
どの時間帯の電車に乗ると、どれくらい混んでいるのか。分かりやすくするために、時間帯別に混雑レベルをグラフ化します。
グラフの上から下に向かって電車が走ったとき、混雑レベルがどのように変化するのかを表しています。青点は集計したデータです。十分なデータが無い駅は点線で推測を表しています。
8:00~8:20大手町着の電車の混雑率
8:00~8:20に大手町に着く電車は、西船橋を7:40くらい、西葛西を7:50くらいに通ります。そんな電車のデータだけを集計すると、混雑レベルの変化は↓のようになります。
混雑レベルがずっと4以上なので、ずっとぎゅうぎゅう状態です。混雑を避けたい人はもっと早い電車に乗る必要があります。例えば7:40~8:00に大手町に着く電車だと西船橋でレベル3です。混雑レベルが低くなります。少なくともこれくらいの時間帯に乗る必要があります。
混雑は西葛西でピークになっています。東京に通勤している社会人がたくさん住んでいると考えられます。この人たちが乗る電車を避ければ混雑を避けられるかもしれません。どの電車にたくさん人が乗ってくるか観察してみるとよいでしょう。
8:20~8:40大手町着の電車の混雑率
8:20~8:40に大手町に着く電車は、西船橋を7:50くらい、西葛西を8:10くらいに通ります。そんな電車のデータだけを集計すると、混雑レベルの変化は↓のようになります。
こちらも西葛西でピークになっています。西葛西はとても混雑する駅であることが分かります。しかも混雑レベルは5を大きく超えています。混み過ぎて電車に人が乗りきれないでしょう。東西線で大手町に向かう電車は、この時間帯がピークであるといえます。
8:40~9:00大手町着の電車の混雑率
8:40~9:00に大手町に着く電車は、西船橋を8:10くらい、西葛西を8:30くらいに通ります。そんな電車のデータだけを集計すると、混雑レベルの変化は↓のようになります。
この時間帯になると通勤ラッシュのピークを越えたことがわかります。どの駅でも混雑レベルは3~4になっています。座ることはできないですが、つり革や手すりにつかまることができそうです。会社の始業時間に間に合う人は、この時間帯を狙って通勤するのもよさそうです。
9:00~9:20大手町着の電車の混雑率
9:00~9:20に大手町に着く電車は、南行徳を8:40くらい、木場を9:00くらいに通ります。そんな電車のデータだけを集計すると、混雑レベルの変化は↓のようになります。
先ほどより若干ですが混雑レベルが上がりました。そしてその混雑は木場がピークになっています。勤務地が木場の人がたくさん乗っていることが考えられます。ぎゅうぎゅうまで混むことはなさそうです。木場に勤務していて混雑を避けたい場合は、この時間帯に乗るか東西線ピーク前のとても早い時間帯を利用するのがよさそうです。
まとめ
通勤ラッシュの混雑がとてもキツイ東京メトロ 東西線。一番混むのは西葛西だということが分かりました。8:20~8:40に大手町に着く時間帯がもっとも混雑します。ここを避けることで多少なりとも通勤ラッシュの苦労をやわらげることができそうです。
東京の通勤混雑率についてもっと知りたい人は 東京の主な48路線の通勤混雑率ランキングをご覧ください。実際に毎日電車に乗っている人のリアルな情報をもとにしたランキングを知ることができます。
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