家事代行 一人暮らしの利用が増えてる?頼みたい家事・メリットは?

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共働き世帯の増加によって注目が高まっている家事代行サービス。ちょっと興味あるけど高そう、、そんなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

家事代行サービスを利用している人、じつは家族暮らしより一人暮らしの方が多いって知っていましたか?苦手な家事はプロに任せてしまって自分磨きのために時間使う、そんな人が増えています。

家事代行サービスの利用はどれくらい増えているのか、利用している人はどんなメリットを感じているのか解説していきます。

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家事代行サービスの利用実態

総務省統計局では毎年 家計調査を発表しています。どんな世帯が、何に、いくら、年何回使ったのか調査しているのです。そのデータを読み解くことで利用実態を明らかにします。

利用回数

家事代行サービスの利用回数推移をグラフにすると↓のようになります。

家事代行サービス利用回数
引用元:統計局 家計調査

1世帯あたりの利用回数平均は、一人暮らし年0.17回、家族暮らし年0.07回という結果になりました。仮に「利用する=毎月1回利用」という前提にすると、一人暮らしでは70人に1人が、家族暮らしでは180世帯に1世帯が利用していることになります。

まだまだ利用する人が少なくて、しかも増えていないという印象かもしれません。では1回あたりの利用金額はどのように推移しているのでしょうか。

利用金額

家事代行サービスの1回あたりの利用金額推移をグラフにすると↓のようになります。

家事代行サービス利用料金
引用元:統計局 家計調査

注目すべきは単身世帯が増加傾向にある点です。2008年は1回の利用料金平均は6,000円でしたが、2017年には16,000円にまで増加、二人以上世帯を追い越すほど高くなっています。

利用回数は変わらないものの利用料金は増えている。つまりは一人暮らしの家事代行サービス利用経験者は便利さに満足して、一度によりたくさんの家事を依頼するようになっていると想定できます。

家事代行サービスが一人暮らしに相性が良いことは家事代行会社が発表しているデータからも読みとれます。全利用者のうち一人暮らしの割合は53%にもなっています。

家族あり子供なし38%、家族あり子供あり9%と比べると、とても多くの人が利用していることが分かります。ちなみに年代で一番多いのは30代です。

家事代行と家政婦の違い

家事代行と似ているサービスとして家政婦もありますよね。違いを説明しておきます。

  • 家事代行サービスと家政婦は、雇用形態に違いがあります。
  • 家事代行サービス会社とスタッフが雇用契約をしたスタッフが、お客様のご家庭にお伺いします。
  • 一方で、家政婦は家政婦紹介所などで紹介をしていただき、お客様と家政婦の直接的な雇用契約を結びます。

家事代行サービスのメリットはスタッフを選びやすい点です。あなたのお宅の家事をやってくれる方、相性が合わなかったらどうしよう、、心配になりますよね。

家事代行サービスなら契約先はスタッフではなくサービス会社です。なので変更の申し入れ先はスタッフさん本人ではありません。またスタッフさんは、あなたのお仕事が無くなったとしても他の方からの仕事があります。

変更をお願いする心理的ハードルが低いので、相性が良い方に出会う確率が高くなります。

みんな家事代行で何を頼んでる?

みんなどんなことを家事代行サービスに頼んでいるのでしょうか?そのヒントになるのが「面倒くさい」です。インターネットアンケートによる面倒だと思う家事ランキングと、その代替手段を表にしてみました。

家事代替手段
食事の後片付け食器洗い機
食事の準備外食、弁当・お惣菜
床掃除ルンバ
洗濯物をたたむランドロイド
風呂掃除
トイレ掃除
布団干し布団乾燥機
洗濯物干し・取り込み洗濯乾燥機
キッチン掃除
ごみ出し

食事

面倒くさい家事の上位となっているのが食事関連です。食事の準備は、あなたがやらなくても外食したりスーパーでお惣菜を買ったりすることもできます。実際にそのような一人暮らし生活を送っている人も多いでしょう。

でもきっと、あまり良いライフスタイルではないよな、、と思っていますよね。健康や栄養のバランスに気を配った食生活を送るべき。だけど自炊できる自信は無いし面倒くさい、そんなライフスタイルは無理!と決めこんでいませんか?

だれしも面倒と感じる食事関連。家事代行サービスを活用して健康的なライフスタイルを手に入れている人が多いと想定できます。

掃除

もう一つ多いのが掃除関連です。床掃除以外は代替手段が無いのであなたがやるしかありません。床掃除をルンバに任せるにしても、まず床に置いてあるものを片付けなければいけません。いずれにしてもあなたが手を動かさなければいけないということです。

面倒だから掃除はほとんどしていない、男性ならそんな人もいるでしょう。でも掃除とは作業ではなく習慣です。いつかリセットしないと日々汚れは蓄積されていきます。どんどん掃除の手間が大きくなり、ますます面倒になって、、そんな悪循環にはまっていませんか?

女性が気になってしょうがないのが風呂、トイレ、キッチンなど水回りでしょう。水回りはどうしても人間の手でやらなくてはいけません。あなたがやるか誰かに頼むかです。ぬるぬるした汚れを触るなんてゾッとしますよね?家事のプロなら根こそぎキレイにして安心させてくれるでしょう。

なかなかやる気にならなかったり、できればあなたの手を汚したくない掃除。家事代行サービスを活用して清潔なライフスタイルを手に入れている人が多いと想定できます。

家事代行サービスのメリットは?

家事代行サービスが便利なのは分かっている、けど利用には踏み切れない。あなたもそんな一人なのではないでしょうか。

野村総合研究所の調査によると、利用者の90%が満足していて93%が継続して利用したいと考えているようです。そんな人たちのライフスタイル、家事代行によって変わったのは↓のような点です。

  • 家事に関する肉体的負担が軽減した(87%)
  • 家事に関する心理的負担が軽減した(82%)
  • 生活全般に対する満足度が高まった(69%)
  • 自分の時間が確保できた(65%)
  • 仕事の時間が確保できた(59%)
  • 仕事の質が高まった(45%)
出典:家事支援サービスに関する調査(経済産業省)
   家事支援サービスの現状(野村総合研究所)

家事の負担が減って日々の生活の満足度が上がるだけでなく、仕事にも良い効果を与えているようです。別のアンケートでは家事代行サービス利用者は自己投資につかう時間が多いという結果も出ています。

誰にとっても平等に与えられている時間。苦手なことで浪費してしまうのではなくプロにお任せしてしまう。時間と労力を自分の将来につながることに使う。そんな合理的なライフスタイルを送る人が増えてきていると考えられます。

家事代行の出費が惜しいと思う人もいるかもしれません。でも家事負担が減って毎日が快適になって仕事の生産性が上がれば、スキルが上がって将来の収入増につながるでしょう。

あの人は何でいつも仕事に全力でいられるんだろう?そんな人あなたの職場にもいますよね。もしかしたら家事にかける労力を省エネしてパワー温存しているかもしれません。

もし将来に向けてキャリアを積んでおきたい、いま働き盛りの年齢だと思うのであれば、家事代行を活用してあなたの時間を有効活用してみてはいかがでしょうか?

業界大手の家事代行サービスを試す

まとめ

家事代行サービスの利用実態を紹介しました。一人暮らしで利用している人はその便利に気付き、時間を有効活用しているようです。もし毎日の家事が負担だと感じているのなら家事代行を試してみてはいかがでしょうか。

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