どこに住むか決めるとき気になるのが災害リスクです。天災はある日突然やってきます。
東京で地盤が良いのはどこなのでしょう? 地盤の良し悪しはその土地の成り立ちによって決まるもの、人の一生のなかで大きく変わるものではありません。長く住む場所を選ぶなら、その地域の地盤を正しく知っておきたいですよね。
東京の地盤の良し悪しをを路線図と照らし合わせて紹介します。路線や駅を基準にしているので東京の地盤を簡単にイメージすることができます。
東京23区 地盤マップ
東京建設業協会では地盤の良し悪しを色で分かりやすくした地図を作成しています。地域ごとの地盤をイメージしやすいメリットがありますが、地名の記載が無いのでピンポイントでこの地域・この駅周辺とは見づらいデメリットがあります。
そこでYahoo!地図の路線図を重ねて、地盤と地名をいっしょに確認できる地図を紹介します。
凡例は↓です。
東京23区を中心とした地盤マップは↓のようになっています(画像クリックで拡大します)。
台地
台地とは、ほかの平地より一段高くなっている地域です。比較的地盤が固く、地震による被害が少ないです。
東京23区においては東京駅を境にして西側の地域です。さらに新宿駅より西の地域になると台地の中でも地盤が良くなります。
沖積低地
沖積低地とは、河川によって運ばれた砂・泥などが堆積して平野になった地域です。比較的地盤が柔らかく、地震による被害が多いです。
東京23区においては東京駅を境にして東側の地域です。さらに荒川周辺の地域になると沖積低地の中でも地盤が悪くなります。
詳しくは東京建設業協会の地盤マップをご覧ください。
ネット上には地域ごとの特徴を詳しく紹介しているサイトがあります。お子さんの将来も見すえて住む地域を考えたい人は↓のランキングが参考になります。学区ごとの年収平均が載っているので、小学校ごとの学力の高さを推測できます。
ベスト1はすぐ見ることができます。2位以降のデータを見るには会員登録が必要です。名前・メールアドレス・住所などの入力が必要ですが、1分程度で完了します。登録は無料です。
会員登録するとさらに「東京23区 駅ごと 認可保育園の待機児童が少ない駅ランキング」も見れるようになります。お子さんの将来のため、今ひと手間かけてみてはいかがでしょうか?
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まとめ
東京の地盤を路線図とともに紹介しました。地盤は人の一生のなかで大きくは変わりません。どこに住むのか迷っている人は参考にしてください。
建物倒壊・火災・土砂崩れ・液状化など、その他の災害リスクを知りたい人は東京23区ハザードマップまとめをご覧ください。災害の種類ごとにリスクの高い地域を知ることができます。