東京23区 火災件数ランキング、全焼・半焼・ぼやが多い地域は?

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どこに住むか決めるとき気になるのが災害リスクです。災害はある日 突然あなたや家族の身にふりかかってきます。

人の命や住まいの安全に大きな被害をもたらす火災。地震などによる天災と、放火や不注意などによる人災があります。

東京で火災が多いのはどこなのでしょう? 東京消防庁のデータをもとに、東京23区をさらに細かい地域に分けて紹介します。火災が起きにくい地域はどこか正しく知ることができます。

東京23区の建物火災件数

東京消防庁では、東京で起きた火災の件数を消防署の管轄エリアごとにまとめています。東京23区の火災件数(建物火災)を少ない順にランキングすると↓のようになります。

建物火災
(件/年)
文京区45
荒川区53
目黒区55
墨田区61
中野区74
台東区78
北区80
中央区85
豊島区88
品川区92
渋谷区94
千代田区96
葛飾区100
杉並区101
練馬区116
江東区118
板橋区119
江戸川区136
港区144
世田谷区146
大田区153
新宿区160
足立区163
出典:東京消防庁(2008~2017年の平均)
作成:マンションくらし研究所

建物火災が一番少ないのは文京区、一番多いのは足立区です。しかし火災件数だけで火災リスクを比べるのは間違いです。区によって面積がぜんぜん違うからです。


火災の多さはその地域の面積と大きな関係があります。東京23区それぞれの面積と建物火災件数の関係をグラフにすると↓のようになります。


東京23区_火災件数と面積の関係

出典:東京消防庁(2008~2017年の平均)
作成:マンションくらし研究所


面積が広い区ほど建物火災が多い傾向があることが分かります。面積が広い → 人口が多い → 火災が起きやすいという関係があるのです。(ちなみに面積が小さいけど建物火災が飛びぬけて多いのは新宿駅がある新宿区、新橋駅や品川駅がある港区です)


火災リスクを比べるには同じ面積のなかでどれだけ火災が発生するのか、同じ基準で比べる必要があります。

東京23区58地域 火災件数ランキング

東京23区は消防署の管轄ごとに分けると↓の58地域になります。


東京消防庁_23区_管轄区域

出典:東京消防庁


58地域の建物火災の少なさを1km2あたりで比べてランキングすると↓のようになります(2008~2017年の平均)。

1~25位

建物火災
(件/km2
面積
(km2
建物火災件数(件)
全焼半焼部分焼ぼや
中央区臨港1.311.80.101.614
大田区蒲田1.823.61.12.47.532
世田谷区成城1.820.21.61.08.726
練馬区石神井2.123.21.81.89.036
世田谷区玉川2.315.80.91.07.127
練馬区光が丘2.311.00.70.74.320
江戸川区江戸川2.418.01.92.18.931
足立区西新井2.619.72.72.512.634
大田区大森2.718.30.82.77.738
葛飾区金町2.714.61.01.47.729
品川区大井2.78.91.00.64.418
江戸川区葛西2.716.60.71.88.335
足立区千住2.89.00.91.34.919
江東区深川2.821.80.90.79.051
杉並区荻窪2.915.02.22.09.729
大田区田園調布2.912.01.01.34.528
練馬区練馬3.014.00.92.17.930
葛飾区本田3.020.32.53.111.543
板橋区志村3.022.32.32.514.149
江東区城東3.118.40.92.210.643
江戸川区小岩3.115.32.12.89.832
杉並区杉並3.119.02.02.013.441
北区赤羽3.19.30.51.35.622
世田谷区世田谷3.322.02.82.413.354
文京区小石川3.56.60.30.73.818
出典:東京消防庁(2008~2017年の平均)
作成:マンションくらし研究所


建物火災が1番少ないのは中央区の臨港です。街が発展したのが比較的最近であり、昔ながらの木造住宅が少ないことが理由として考えられます。

建物の焼損の程度は↓のように分類されます。

全焼損害額が評価額の70%以上、もしくは補修しても再使用できない
半焼損害額が評価額の20~70%
部分焼損害額が評価額の10~20%
ぼや損害額が評価額の10%未満、収容物のみ焼損など

26~58位

建物火災
(件/km2
面積
(km2
建物火災件数(件)
全焼半焼部分焼ぼや
足立区足立3.524.53.73.216.863
目黒区目黒3.714.70.70.610.044
大田区矢口3.87.00.51.66.219
墨田区向島3.97.31.21.26.020
北区滝野川4.15.00.31.13.116
品川区荏原4.15.80.80.94.817
中野区野方4.29.11.01.87.328
港区高輪4.35.20.102.420
文京区本郷4.54.70.11.13.916
荒川区尾久4.84.00.31.14.414
北区王子4.96.31.01.45.123
新宿区牛込4.95.20.60.44.620
墨田区本所5.06.50.40.46.825
板橋区板橋5.19.91.81.610.737
品川区品川5.48.20.70.66.136
荒川区荒川5.56.21.11.46.325
中野区中野5.66.50.81.17.127
渋谷区渋谷6.215.11.11.213.678
千代田区麹町6.34.400.21.626
豊島区豊島6.76.80.71.56.937
豊島区池袋6.86.21.01.17.333
新宿区四谷7.03.20.10.43.618
台東区上野7.24.80.81.17.625
港区7.37.30.30.25.947
台東区浅草7.52.50.30.43.714
台東区日本堤8.62.80.20.54.219
港区麻布8.73.80.30.24.528
港区赤坂8.74.100.12.633
中央区日本橋8.93.200.12.226
千代田区丸の内9.43.800.10.235
千代田区神田9.63.50.20.35.228
中央区京橋10.83.90.30.34.636
新宿区新宿11.49.81.71.222.187
出典:東京消防庁(2008~2017年の平均)
作成:マンションくらし研究所


建物火災が1番多いのは新宿区の新宿です。新宿は建物が密集している地域です。出火原因として多いのはタバコ・放火・コンロです。建物が密集しているので火の不始末が起きやすいことが理由として考えられます。


ネット上には地域ごとの特徴を詳しく紹介しているサイトがあります。お子さんの将来も見すえて住む地域を考えたい人は↓のランキングが参考になります。学区ごとの年収平均が載っているので、小学校ごとの学力の高さを推測できます。

公立小学校・中学校の学区ごと 平均年収ランキング

ベスト1はすぐ見ることができます。2位以降のデータを見るには会員登録が必要です。名前・メールアドレス・住所などの入力が必要ですが、1分程度で完了します。登録は無料です。

会員登録するとさらに「東京23区 駅ごと 認可保育園の待機児童が少ない駅ランキング」も見れるようになります。お子さんの将来のため、今ひと手間かけてみてはいかがでしょうか?

まとめ

東京で火災が多いのはどこか紹介しました。火災は人の命や住まいの安全に大きな被害をもたらします。くれぐれも注意しましょう。


建物倒壊・火災・土砂崩れ・液状化など、その他の災害リスクを知りたい人は東京23区ハザードマップまとめをご覧ください。災害の種類ごとにリスクの高い地域を知ることができます。

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