東京の通勤電車はとても大変です。人が多すぎて電車に乗り切れない、なんていうこともあります。通勤電車が大変だから会社に行くのが憂鬱・・・なんて思ったことがある人もいるのではないでしょうか。
マンションくらし研究所ではどうやったら楽に通勤できるかを研究しています。通勤先ごとに、どの路線で通えば楽に通勤できるのか通勤電車の混み具合を紹介します。どこに住むのか決めるときに参考にしてください。
みんなどこに通勤している?
yahoo地図の混雑レーダーで平日昼間の混雑状況をあらわしたのが↓の地図です(クリックすると拡大表示します)。赤くなるほど人が集中している、多くのビジネスマンが働いているエリアであるということが分かります。
特に多くビジネスマンが働いているのが東京、大手町、新宿、新橋、品川、渋谷、池袋、秋葉原です。朝の通勤電車でも、そのエリアに向かう電車はとても混むことが予想できます。はたして路線ごとの混み具合はどうなっているのでしょうか?
乗車率が高い路線
電車の混み具合の調べ方
国土交通省では東京圏における主要区間の混雑率を公表していて、朝ラッシュでどの路線がどれくらい混むのかを知ることができます。数字の目安は下記のとおりです。
100%:定員乗車
150%:肩が触れ合う程度
180%:体が触れ合う
200%:体が触れ合い、相当な圧迫感がある
混雑状況を地図上で見る
これを、先ほどの地図の上に色で表示したのが↓です(クリックすると拡大します)。通勤電車でどの路線が、どれくらい混んでいるのか混雑状況をあらわしています。
勤め先別 乗車率が低い路線
主要エリアごとに、どの路線で通えば電車が混雑していないかを解説していきます。一番空いている路線を太い線で、それ以外の路線を細い線でしめしています。
東京・大手町
丸ノ内線の160%が一番楽です。家賃相場的には新大塚、茗荷谷あたりが安いです。このエリアは治安も良いので女性でも安心して住むことができます。
新宿
大江戸線の153%が一番楽です。家賃相場的には練馬春日町、光が丘あたりが安いです。とくに光が丘は始発駅なので座って通勤することもできます。
新橋
浅草線の120%が一番楽です。家賃相場的には浅草、本所吾妻橋、押上あたりが安いです。浅草線は東京の電車の中で乗車率が低く、わりと楽に通勤ができる路線です。
品川
東海道線の180%が一番楽です。とはいえ180%もあるので、楽とは言えないレベルです。
浅草線の一部の電車は京急線に乗り入れていて、品川まで1本で行くことができます。これを利用するのがよさそうです。
渋谷
井の頭線の144%、副都心線の146%が一番楽です。家賃相場的には、井の頭線では久我山、三鷹台あたり。副都心線では地下鉄赤塚、地下鉄成増あたりが安いです。
池袋
西武池袋線の159%が一番楽です。家賃相場は、池袋から遠くなればなるほど安くなる傾向があります。とはいえ駅によっては池袋まで1時間以上もかかってしまいます。家賃と通勤時間のバランスを考えて駅を選ぶのがよいでしょう。
通勤のストレスを軽くする方法の一つが正しい情報を手に入れる事です。
JRの公式アプリを使えば、駅のディスプレイで表示されている運行情報や電車の走行位置があなたのスマホで見れます。公式ならではの正確な情報をいち早く知ることができます。
山手線については、車両ごとの混雑率をリアルタイムと過去統計で知ることができます。どの車両に乗れば快適に通勤できるか、アプリの利用者だけが知ることができます。
駅構内図、ロッカーの空き状況(荷物の大きさごと)、おみやげ情報も知ることができます。インストールしておけばお出かけのときに役に立ちます。
アプリの動作が遅いという口コミはありますが、他のアプリでは絶対に手に入らない正確な公式情報を手に入れることができます。もしものときに備えてインストールしておいてはいかがでしょうか?
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まとめ
朝の通勤電車の混雑状況を地図に表示したことで、どの方面からの通勤が大変そうか電車の混み具合をイメージしやすくなったのではないでしょうか。
東京の通勤混雑率についてもっと知りたい人は 東京の主な48路線の通勤混雑率ランキングをご覧ください。実際に毎日電車に乗っている人のリアルな情報をもとにしたランキングを知ることができます。
マンションくらし研究所では東京23区のさまざまなランキングを紹介しています。統計データを元にしているので東京の街のリアルを正しく知ることができます。あわせてご覧ください。