東京都の人口・人口密度・20年間の推移・将来予測・一極集中の様子


東京の夜景

日本の人口が減る中で人口が増えている東京都。東京一極集中とまで言われています。そんな東京都の人口についていろいろな観点から分析します。

東京都と他県との人口・人口密度の比較、人口密度が高い市区町村マップ、過去10年間の人口推移・人口増減要因、将来人口予測など、東京都の人口に関することをいろいろ紹介します。

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日本の都道府県別 人口ランキング

東京都は日本で一番人口が多い都道府県です。その人口は2015年10月時点で1351万人です。人口が多い順に都道府県をランキングしたのが↓のグラフです。

都道府県-人口ランキング
引用元:日本の統計

東京都は日本の中でずば抜けて人口が多いことが分かります。2位の神奈川と比べても約1.5倍です。日本の人口の約10%、10人に1人は東京都に住んでいるのです。とても大きな都市であることが分かります。

隣り合っている神奈川・埼玉・千葉と合わせてみると人口の約30%にもなります。東京都にはたくさんの企業があってたくさんの人が働いています。なので周辺に住んでいる人もたくさんいるのです。

日本の都道府県別 人口密度ランキング

人口密度とは、どれくらい人が密集して住んでいるかを表したものです。人口密度が多い順にランキングしたのが↓のグラフです。

都道府県-人口密度ランキング
引用元:日本の統計

人口密度で見てみても、東京都は日本の中でずば抜けていることが分かります。日本全体の人口密度は340人/km2です。平均すると1km2の中に340人が住んでいるということです。

いっぽう東京都は約6,200人/km2、18倍にもなっています。日本の平均的な地域に比べて東京都は18倍も人が密集しているといいうことです。2位の大阪と比べても1.3倍、3位の神奈川と比べても1.6倍です。いかに東京都に人が密集しているかが分かります。

東京都の人口密度マップ

そんな東京都の中でも特に人が密集しているのはどこなのでしょうか。市区町村ごとの人口密度を、地図上に色で表すと↓のようになります(クリックすると拡大します)。

東京都の人口密度マップ
引用元:東京都の統計

東京都で最も人口密度が高いのは豊島区で、約23,000人/km2です。池袋・巣鴨・板橋などがある豊島区の人口密度は、日本の平均の約70倍、東京都の平均と比べても3.7倍にもなっています。続いて多いのが中野区、荒川区です。これらの3区は人口密度が20,000人/km2以上となっている、とても人が密集している地域です。

東京23区と市町村部を比べると、東京23区のほうが人口密度が高い傾向があることが分かります。都心に近いほうが人口密度が高いということです。千代田区のような超都心になるとさすがに人口密度は低いですが、ほどほどに都心に近い地域は人口密度が高くなるということが分かります。

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東京都の人口推移

過去20年間の人口推移を表したのが↓のグラフです。色の濃い部分が23区、薄い部分が市町村部です。

東京都の人口推移
引用元:東京都の統計

ほぼ右肩上がりになっていることが分かります。1996年以降、23区も市町村部も人口が増え続けています。19年ものあいだ人口が減ったことが無いということです。東京都は人口が増え続けているのです。

日本の人口の推移と比較するとどうなのでしょうか。日本の人口(人)と、東京都の人口割合(%)を表したのが↓のグラフです。(折れ線グラフ:日本の人口・左軸、面グラフ:東京都の人口割合・右軸)

東京都の人口割合推移
引用元:日本の統計東京都の統計

日本の人口は2008年の1億2808万人をピークにして、その後は減少しています。2015年には1億2709万人にまで減っているのです。日本の人口は減少局面に入ったということなのです。

そんな中でも東京都の人口は増え続けています。なので東京都の人口割合はより一層増えているのです。1995年は日本の人口のうち東京都に住んでいる人は9.2%でした。それが2015年には10.1%に増えているのです。

市町村部は3.0→3.2%、0.2ポイント増えているのに対して、23区は6.3→6.9%、0.6ポイントも増えています。東京一極集中などと言われていますが、特に東京23区への人口集中が大きな要因であると分かります。

東京都の人口増減要因

東京都の人口が増えている理由は何なのかを分析してみます。人口の増減は大きく2つの要因に分けられることはご存知でしょうか。それは社会増減と自然増減です。

社会増減とは、引っ越しによる人口の増減です。他の地域から東京都に引っ越してきた、もしくはその逆によって人口が増減することです。

自然増減とは、人の生死による人口の増減です。子供が産まれた、もしくは人が亡くなったことによって人口が増減することです。

東京都の人口増減数を要因別にグラフにしたのが↓です。

東京都の人口増減
引用元:東京都の統計

東京都の人口が増えている主な理由は社会増減、つまり他の地域から東京都に引っ越してくる人が多いからであることが分かります。2008年から2011年にかけて減っているものの、2012年以降は上昇に転じています。毎年多くの人が東京都に引っ越してきているということです。

他県から来る人は東京都のどこに引っ越しているのでしょうか。2011年から2015年の社会増減数平均を、市区町村ごとに地図上に色で表したのが↓です(クリックすると拡大します)。

東京都の人口増減マップ
引用元:東京都の統計

江東区・杉並区・世田谷区・大田区は、毎年約3,000人も県外から引っ越してきています。人口がどんどん増えている地域です。ほどほどに都心に近く便利かつ家賃がお得でバランスが良いので多くの人に選ばれていると考えられます。

23区以外では府中市・八王子市・町田市に引っ越してくる人が多いです。都心に近いとは言えないかもしれませんが、その分さらに家賃がお得で広々ゆったりと住めるのが選ばれている理由かもしれません。

東京都の人口 将来予測

日本全体では減っていきつつも東京都では増えていく人口。将来的にはどうなるのでしょうか。総務省 統計局や東京都では将来的な人口予測を発表しています。それをグラフにまとめると↓のようになります。

東京都の人口割合推移将来予測
引用元:日本の統計東京都の統計

日本全体の人口はますます減少が加速することが予測されています。2015年時点では1億2709万人でしたが、20年後の2035年には1億1212万人に、12%も減少すると予測されているのです。急速に人口が減っていくということです。

そんな中でも東京都の人口割合はますます増加していくと予測されています。2015年時点では10.1%でしたが、2035年には11.4%に、1.3ポイントも増加すると予測されているのです。東京一極集中はますます加速するということです。

人口でいうと、実は東京都も減少するという予測になっています。2015年 1,331万人の人口は、2020年にピークを向かえ1,334万人にまで増えますが、その後は減少していき2035年には1,278万人にまで減るという予測になっているのです。しかし日本全体の人口減少と比べると緩やかなため、人口割合としては増えていくということなのです。

まとめ

東京都の人口について、いろいろな観点で分析をしました。東京一極集中と言われていますが、今後ますますその傾向は加速するということが分かりました。

将来的に人口が減っていくことが予測されている日本。様々な社会問題解決がありますが、多くの人が平和に暮らせる未来であってほしいものです。

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