光熱費 平均っていくら?一人暮らし・二人暮らし・家族人数ごとの目安

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毎月の出費である生活費。その中で気にする人が多いのが光熱費です。生活していく上で欠かせないもの、いくらが適正なのか目安が気になります。

一人暮らし・二人暮らし・家族暮らし、ライフスタイルごとに光熱費の平均を紹介します。あなたの毎月の出費が平均的な水準なのか、平均より多くて節約の可能性があるのか、目安を知ることができます。

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光熱費とは

光熱費とは、生活していく上で必要となるエネルギーを得るための費用のことです。その名のとおり光=電気代、熱=ガス代のことを言います。生活に必要不可欠なインフラであるため、水道代もあわせて「水道光熱費」とされるのが一般的です。

光熱費が生活に必要不可欠であることは統計データからも明らかです。統計局がまとめている家計調査のなかに支出弾力性というものがあります。支出総額が変化したとしても支出額があまり変わらない、つまり収入が減って支出が減ったとしても削られにくい費用は何かを表すものです。

いろいろな費目の支出弾力性を比べた結果、光熱費は支出が削られにくい、生活の基礎的な支出であるという結論になっています。生活必需品的な位置づけであるため、家計のなかで固定費と分類されています。

ちなみにその他の基礎的支出は、食料・家賃・保健医療サービスなどです。

一人暮らし 光熱費の平均

光熱費は一緒に暮らしている人の数によって大きく変わります。あなたの光熱費が高いかどうか判断するには、あなたと同じライフスタイルの人の平均と比較する必要があります。

まずは一人暮らしの光熱費平均です。生活に必要不可欠な固定費を知るのが目的のため光熱費=電気代・ガス代・水道代の合計(水道光熱費)とします。

一人暮らし
平均
一人暮らし
35歳未満 平均
電気代5,300円3,200円
ガス代3,000円2,300円
水道代2,100円1,400円
合計10,400円6,900円
出典:統計局 家計調査
作成:マンションくらし研究所

一人暮らしの光熱費平均は毎月10,400円です。その中で一番高くて半分を占めているのが電気代です。電気代がかかる主な家電はエアコン・冷蔵庫・照明・テレビです。無駄な使用をやめたり、省エネ性能が高いものに替えることで固定費を効果的に節約できるでしょう。

年齢による違いをみると、35歳未満は全体平均に比べて約35%安く6,900円となっています。若者の一人暮らしでは光熱費を節約している人が多いということが分かります。一番差が大きいのが電気代です。電気代の節約が光熱費節約の鍵だといえます。

電気代が高くなる原因の1つ エアコン。電気代が気になる人は 生活スタイル別 エアコン暖房・冷房 1ヶ月の電気代もあわせてご覧ください。エアコンでかかる電気代は何円なのか目安を知ることができます。

光熱費で2番目にかかるガス代。節約方法を知りたい人は 一人暮らしで役立つ ガス代の超簡単な節約術をご覧ください。ガス代を節約するコツを知ることができます。

二人暮らし・家族暮らし 光熱費の平均

続いて二人暮らし・家族暮らしの光熱費平均です。

二人暮らし
平均
三人暮らし
平均
四人暮らし
平均
電気代8,900円10,300円10,900円
ガス代4,400円5,200円5,300円
水道代4,200円5,400円6,000円
合計17,500円20,900円22,200円
出典:統計局 家計調査
作成:マンションくらし研究所

二人暮らしの光熱費平均は毎月17,500円、一人暮らしの約1.7倍です。一人当たりの金額として考えると割安だといえます。

人数が増えるごとに割安感が出やすいのがガス代です。一人当たりの金額は一人暮らし:3000円、二人暮らし:2200円、四人暮らし:1325円、人数が増えるごとにどんどん割安感が増していきます。

割安感が出にくいのが水道代です。お風呂やトイレなど一人一人によって行われるものだからと考えられます。ひとことに光熱費といっても費目によって特性が違うことが分かります。

年齢による違いも見てみます。家族人数ごと・年齢ごとのデータは無いため、二人以上の世帯をまとめたデータとなっています。

35歳未満35~44歳45~54歳
電気代7,100円9,400円10,700円
ガス代5,000円4,600円5,300円
水道代4,000円5,100円5,800円
合計16,100円19,100円21,800円
出典:統計局 家計調査
作成:マンションくらし研究所

年齢が上がるごとに光熱費が高くなっていることが分かります。35歳未満 → 35~44歳 → 45~54歳と、年齢が10歳高くなるごとに光熱費が15~20%高くなっていることが分かります。

理由は、子供が産まれて家族の人数が増えたから、収入が増えて快適な生活のための支出が増えたからなどが考えられます。今後家族が増える予定があって、生活費の心配をしている人は参考にしてください。

ウチって光熱費高いかも、、安くしたい、、と思ったら出来ることは電気・ガス・水の「使用量を少なくする」か「単価を安くする」です。

使用量を少なくする方法は、こまめにスイッチオフする習慣をつける・使い過ぎないようにするなど家族で日々の努力をするか、省エネ家電に買い替えるかです。

単価を安くする方法は、電気やガスの会社を変更することです。契約変更はとても面倒ですが、一度変更してしまえば今の生活スタイルは変えずに毎月の光熱費が得になります。積み重ねていくと大きな金額になりますよね。

電気は自由化によっていろいろな会社がお得なプランを提供するようになりました。すでに日本の8人に1人が電力会社を変えています経済産業省 2017年末時点)。もしかしたらご近所さんはもう変えているかもしれません。

一括比較サイトを使えば今より何円得できるのか簡単にシミュレーションできます。毎月届く「電気ご使用量のお知らせ」を手元に用意しましょう。電気は地域によって値段が違うので住所の入力も必要です。詳しい情報を入力することで毎月何円得になるか正確に知ることができます。必要なのはたった数分、それだけで未来がずっとお得になります。

電気代が何円得になるかシミュレーションする

もしプロパンガス(LPガス)を使っているならガス代を大きく節約できる可能性があります。プロパンガスは公共料金ではないので会社によって値段の差が大きいからです。

今のガス会社と他社とで何円差があるのかシミュレーションするとよいでしょう。月に数千円も差がでるケースもあります。思わぬ節約につながるかもしれません。こちらもガス使用状況や住所など詳しい情報の入力が必要ですが、お得になる金額を具体的に知ることができます。

ガス代が何円得になるかシミュレーションする

まとめ

家族人数ごとの光熱費の平均を紹介しました。光熱費は毎月固定的に出ていくお金です。チリも積もれば山となる、節約習慣を身につけることができればいずれ大きなお金になります。目安がいくらなのか参考にしてください。

生活費全体の平均が気になる人は 1ヶ月の生活費平均をご覧ください。あなたと同じようなライフスタイルの人の生活費内訳はどうなっているのか分かります。今後も安心して生活していくための生活費の目安が何円か知ることができます。

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生活費をウマく節約するコツは、出費が多い費目を知ること、そして順に対策を考えることです。一般的な生活費の内訳、見直すべき費目、具体的な節約方法を紹介しています。あわせてご覧ください。

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