読書を習慣化する方法、知っておくべき習慣のメカニズム、続かない理由

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本を読もう!そう心に決めても続けていくのって難しいですよね。読書を習慣化しようとしたのに数冊だけで終わってしまった。。そんな人もいるでしょう。

世の中には1日1冊ペースで読んでいる人もいます。なぜあなたには出来ないのでしょうか?

読書の習慣化、続いている人なら知っているコツがあります。習慣で大切なのは努力ではなく仕組みです。読書を習慣化するコツ・方法を紹介します。なぜ過去のあなたが出来なかったのか、どうすれば出来るようになるのか理解することができます。

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読書が続かない!習慣化の壁

読書が続かない!習慣づけることが出来ない! その理由はだいたいみんな共通しています。主には↓の3つです。

眠くなる・集中力が続かない

本を読んできちんとした知識を学ぼう!そう思って本を買ったものの、いざ読み始めてみたら何だか小難しくて全然進まない。。けっきょく読み終えられなくて本棚にしまったまま。。

そうなってしまう理由は本を読むことが目的になっているからです。正しい目的は本の知識を吸収すること。本を読むのは手段です。目的と手段がかみ合っていないから疲れたりストレスを感じるのです。

正しい目的意識を持ちましょう。

時間が無い・読むのが遅い

平日は本を落ち着いて読める時間が無い。。休日に読もうと思っていたのにけっきょく読めずに終わってしまった。。読み始めたとしてもペースが遅くて何日もかかってしまう。。

そうなってしまう理由はたった1冊の本で知識を吸収しようと意気込んでしまっているからです。1回の読書で記憶に残るのはほんの一部です。じっくり1冊読むくらいなら、飛ばし読みでも2回読んだほうが記憶に残ります。

時間を有効活用する方法を知りましょう。

内容を忘れる・身につかない

本を読んでいる間はふむふむ学びながら読み進めることができた。でも何日かたったら内容はほとんど忘れてしまう。。知識が身につく実感がわかなくて続かなかった。。

読書なんて意味ない。時間やお金の無駄と思っている人もいるかもしれません。しかしナポレオン、ビルゲイツ、孫正義、、偉業を成し遂げている人には読書家が多いです。読書の効果は歴史が証明しています。

記憶。それは繰り返すこと、そして他と関連づけることで強くなります。読書習慣の強力な効果はここにあります。どうやったら読書を習慣にできるのか。コツを紹介していきます。

読書を習慣化する方法・コツ

習慣には法則がある

「習慣」が生まれるメカニズム、あなたは知っていますか? じつは行動が習慣化するには法則があるんです。良い習慣でも悪い習慣でも、同じ3つの要素から出来ています。

それはきっかけ行動(ルーチン)報酬です。

これらをコントロールすれば習慣を思い通りに身につけることができます。

例えば歯磨き。現代人にとっては当たり前の習慣ですが、昔の人はあまり習慣づいていませんでした。1900年前後のアメリカでは第1次世界大戦の兵士の歯科衛生があまりにも悪くて、連邦政府が国家安全保障上の危険を宣言したほどです。

ではどうして歯磨きが習慣化したのでしょうか? その秘密は歯磨き粉にあります。

とあるメーカーが歯磨き粉にある成分を追加したのです。歯磨きの後って、ひりひりするような、スースーするような刺激的な感覚がありますよね? あれです。

その刺激によって「歯がキレイになった!」という爽快感と達成感をハッキリ感じられるようになりました。その結果↓のような思考が自動的に生まれるようになり、毎日の習慣になったのです。

きっかけ食後や寝起き、口の中がスッキリしないな・・と感じる
報酬ひりひり・スースー、爽快感と達成感が欲しい!
行動
(ルーチン)
歯磨きしなきゃ!

人間は連想する生き物です。きっかけによって報酬を思い出し、行動するモチベーションが上がる。↓のように習慣行動のループが続いていくということです。

習慣の力

出典:習慣の力 The Power of Habit(著:チャールズ・デュヒッグ、訳:渡会 圭子)

ポイントは「将来、虫歯になるのを防ぎたい」という遠い未来の目標だと行動が習慣化しにくいということです。「今、スッキリしたい」、スグ報酬が手に入ることが実感できるように、きっかけ → 行動 → 報酬 を仕組み化することが重要なのです。

読書を習慣化する方法を具体的に紹介していきます。

今自分に必要な本を読む

習慣行動を続けるために重要なのはモチベーション。「報酬」を何にするかです。

あなたが今抱えている悩みについて書いてある本を読みましょう。読書することを目的にするのではなく、読書によって悩み解決のヒントを得ることを目的にするのです。

読むという受け身的な行動ではなく、探すという自発的な行動、しかも今のあなたの悩みに直結することなので集中して取り組むことができます。

ネット検索はどんどん高度化しています。amazonの検索ボックスで今のあなたの悩みを検索してみましょう。例えば「読書が続かない」と検索すると、集中力や読書術に関する本がたくさん出てきます。その中から1冊選べば、読書を続けるためのヒントが見つかるでしょう。

いま旬なベストセラーや人から勧められた本は、必ずしも今のあなたに必要な知識が書いてあるとは限りません。「報酬」を確実に得るために、今のあなたの悩み解決に直結する本を選びましょう。

読み飛ばしでもいいから読み切る

「報酬」を確実に手に入れるための作戦です。

読み切ることを最優先にしましょう。理解しにくいパートは読み飛ばしても問題ありません。全てのページに目を通すことすらしなくてもいいです。もくじを見て、興味を持ったところだけつまみ読みする、、これでも充分です。あなたにとっての報酬が何か分かるからです。

人間は1日経ったら70%のことを忘れるとも言われています忘却曲線。1回の読書で本のエッセンスを全て吸収するのは人間の能力的にそもそも不可能なのです。興味を持つところだけに集中し、読み終えたという達成感を脳に刻みましょう。

いつまでに読み切るかあらかじめ決めてしまうのも有効です。人間は締め切りがせまったほうが集中できるものです。1週間で1冊読む、1日で1冊の1/5を読む、通勤電車の10分でここまで読む、、読み終える期限を設定してスパッとその本を読むのを辞めましょう。

もしも目標どおり読めなかったとしても問題ありません。「あの部分をじっくり読めばよかった・・」と記憶に残るようなことがあれば、それが次の読書の報酬になるからです。次への欲求が湧いてくる、それが習慣化の第一歩です。

読書のタイミングを決める

「きっかけ」に確実に気づくための作戦です。

朝起きたらリビングで。朝 通勤電車に乗ったら。出勤前にカフェに立ち寄って。昼休みに自分の席で。寝る前にベッドで。読書をするタイミングを決めましょう。時間と場所をセットで決めるとより効果的です。きっかけが訪れたことに気づきやすいからです。

一度決めたタイミングで習慣化がウマくいかなかったら別のタイミングを試してみましょう。生活のリズムは人それぞれ、しかも毎日いろいろな変化がありますよね。変化の中でも きっかけに確実に気づける、あなたに合ったタイミングを探すのです。

本を手に入れるハードルを下げる

「きっかけ」から「行動」へ移りやすくする作戦です。

きかっけに気づいた瞬間に読書を開始できるように、先ほど決めた時間と場所で本が簡単に手に入るように準備しておきましょう。

せっかくきっかけが訪れたのに、本が手の届くところに置いてない、手に入れるまで時間がかかる、、読書のモチベーションが下がってしまいますよね。習慣化のポイントはスグ報酬が手に入るような仕組みを作っておくことです。具体的な方法を紹介していきます。

本を置いておく

朝起きたらリビングで読むと決めたのなら、、リビングに本を置いておきましょう。朝 通勤電車に乗ったら読むと決めたのなら、カバンに本を入れておきましょう。いつも読書をすべき場所に、いつも本を置いておくのです。

図書館に通う

本を手に入れるハードルの1つにお金があります。読書から得られるメリットの大きさにまだ気づいていない人は本の値段を気にしてしまうこともあるでしょう。そんな人は図書館を活用しましょう。

いまはネットで予約や取り寄せできる図書館も多いです。amazonで今の悩みを検索 → ネットで予約 → 図書館に取りに行けばお金のハードルは無くなります。自宅や会社の近くの図書館を調べてみましょう。

定額サービスを活用する

本で読書をするデメリットは、本を手に入れるハードルがあるということです。本屋に行かなくてはいけない、ネット注文から到着まで時間がかかる、図書館に返しに行かなくてはいけない、、手間や時間がハードルとなります。これが面倒くさくて読書が続かなかった人もいるでしょう。

その解決策となるのは定額サービス、いわゆるサブスクです。1ヶ月あたり1~2冊分の料金で本が読み放題になります。スマホでスグ読めるので本を手に入れるための手間や時間がゼロになります。

どんな選択肢があるかは 読書スタイル別 本の読み放題サービス5選 をご覧ください。その中からおすすめサービスを紹介します。

Kindle Unlimited
amazonが運営する本の読み放題サービスです。月額980円で読み放題です。何百ページもある本をスマホで読むのは大変そう、、という人は読書専用端末kindleを購入するのも良いでしょう。文庫本サイズの端末を1つ持ち歩くだけで無数の本がどこでも読めます。

Kindle Unlimited 公式サイト

flier(フライヤー)
本の定額サービスでユニークなのがflierです。本1冊を10分で読める量に凝縮した要約本を読めるサービスです。1冊まるまる読み切れず挫折したことがある人や読書の初心者にとってはハードルが低いのがメリットです。

イメージ的には本というより、少し長めのニュースを読む感覚に近いです。ニュースアプリを毎日見る習慣がある人なら今の生活のリズムの中にすんなり溶け込んでいくでしょう。料金は月額2000円です。

flier(フライヤー)公式サイト

本の要約サービスについて詳しく知りたい人は 本・ビジネス書の要約サイトとは をご覧ください。どんなメリットがあるか知ることができます。

flierはスマホアプリもあります。本の要約アプリならではの読書体験 も合わせてご覧ください。アプリならではの効率的な読書体験とはどんなものか知ることができます。

まとめ

読書を習慣化するコツを紹介しました。

読書を続けていくと幅広い知識がどんどん自分のものになっていきます。そして知識と知識が結びついていき、今まで無かったような視点や発想を持てるようになります。

本記事もじつは何冊もの本のエッセンスの良いとこどりをしています。参考にした本を↓に紹介しておきます。あなたも読書習慣を身につけてぜひ豊かな人生を歩んでください。

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