4人暮らし(片働き)の食費平均・内訳・月収別の目安、節約のコツ

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生活費の中で大きな割合をしめる食費。特に片働き世帯、働いているのが旦那さんだけで育ち盛りのお子さんを抱える家庭にとっては大きな問題です。

みんな食費にいくら、収入の何%使っているのでしょうか? 4人世帯・片働きの家庭の食費はいくらなのか内訳ごとに平均額を紹介します。あなたと同じライフスタイルの人が何にいくら使っているのか、目安を具体的に知ることができます。

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4人暮らしの食費平均

食費の平均額

統計局の家計調査によると、4人暮らし・片働きの食費 平均額は78,900円、1日あたりにすると約2600円です。これには自炊のための食材費、調理済食品(総菜・弁当・レトルト食品)の購入費、外食費などが含まれています。

食費は生活費の中で住居費と並んで出費が大きいものです。もし生活費を節約したいなら、食費を節約するのが効果的です。

食費の内訳

みんないったい何にいくら使っているのでしょうか? 詳しい内訳を見てみます。そこには節約のヒントがあります。

項目金額割合
米・パン・麺類6,9008.7%
魚介類4,2005.3%
肉類8,70011.0%
乳製品・卵4,4005.6%
野菜・海藻7,90010.0%
果物2,1002.7%
調味料3,7004.7%
菓子7,5009.5%
調理済食品9,70012.2%
飲料5,0006.3%
酒類2,0002.5%
外食16,90021.4%
出典:統計局 家計調査(2019年)
対象:4人世帯・有業者1人・世帯主の平均年齢42.0歳
作成:マンションくらし研究所

外食は時間や手間の節約が、自炊はお金の節約ができます。上手くやりくりするにはそのバランスが大切です。外食は食費の約20%、中食といえる調理済食品は約12%が一般的な目安です。頼りすぎに注意して家計のバランスを保ちましょう。

食費の割合

食費の多さは収入によって違います。みんな収入の何割を食費にあてているのでしょうか?年収別に、毎月の収入(額面)と食費を比べると↓のようになります。

年収300
400万円
400
500万円
500
600万円
600
700万円
700
800万円
800
900万円
900
1000万円
月収平均
(額面・万円)
28.431.737.639.639.747.954.6
世帯主の収入28.431.737.639.639.747.954.6
配偶者の収入0000000
食費
(万円)
5.96.07.17.58.19.29.0
割合20.8%18.8%18.9%18.9%20.4%19.2%16.5%
出典:統計局 家計調査(2019年)
対象:4人世帯・有業者1人・世帯主の平均年齢42.0歳
作成:マンションくらし研究所

グラフにすると↓のようになります。

4人暮らし_食費額・食費の割合_収入別

4人暮らし(片働き)の場合、毎月の給料(額面)の20%を食費とするのが平均的です。収入が変わったとしても大きな変化はありません。使いすぎてしまわないよう目安にしましょう。

食費の多さは家族の年齢によっても変わります。世帯主の年齢別に比べると↓のようになります。あわせて参考にしてください。

世帯主の年齢20歳以下30歳代40歳代50歳代60歳代
月収平均
(額面・万円)
32.737.743.752.347.3
世帯主の収入32.737.743.752.347.3
配偶者の収入00000
食費
(万円)
5.66.88.49.59.9
割合17.2%18.0%19.1%18.2%20.9%
出典:統計局 家計調査(2019年)
対象:4人世帯・有業者1人・世帯主の平均年齢42.0歳
作成:マンションくらし研究所
4人暮らし_食費額・食費の割合_世帯主の年齢別

食費割合の指標としてエンゲル係数というものもあります。収入ではなく、支出額をもとに食費の割合を考えるものです。詳しくは エンゲル係数の計算方法・年収別の平均と目安 をご覧ください。家計を見直すヒントが見つかるかもしれません。

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4人暮らしの食費 節約方法

家計簿で見える化

具体的に節約行動をしていくためにまずオススメなのは家計簿をつけること、見える化することです。

食費という漠然とした考え方だと、目標が大きすぎて具体的に何をすればいいかイメージしにくくなります。食費の中身をザックリでいいので分解して考えるべきです。分類方法としてオススメなのが外食中食嗜好品自炊です。

中食というのは家庭の外で調理された食品のこと、スーパーのお惣菜、コンビニの弁当、宅配サービスなどのことです。外食 → 中食 → 自炊、右にいくほど節約効果が高くなります。

さきほどの食費平均の内訳を当てはめると↓のようになります。

分類金額割合具体例
外食16,90021.4%外食
中食9,70012.2%調理済食品
嗜好品14,50018.3%菓子、飲料、酒類
自炊37,90048.0%上記以外

あなたの食費が高くなってしまう原因は何なのか、ザックリでいいので把握しましょう。改善すべきなのはどこか分かるので、具体的な行動につなげやすくなります。

家計簿アプリを使う

家計簿を習慣的に続けるために便利なのがスマホアプリです。レシートを撮影するだけで自動的に記録してくれます。レシートを見ながら1つ1つノートに記録・・なんて手間は必要ありません。

おすすめは家計簿アプリ利用率No1のマネーフォワードMEです。お店ごとだけでなく品目ごとに自動的に記録してくれるからです。

自動記録された品目ごとに、外食・中食・嗜好品・自炊どれにあたるか分類しましょう。自動的に集計してくれます。まずあなたが節約行動すべきはどれか知ることができます。

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自炊の節約方法

節約に効果的なのは分かっている、でもなかなか続けていくのが難しいのが自炊ですよね。外食や中食は時間の節約、自炊はお金の節約ができます。うまくバランスをとることが大切です。自炊を上手に続けていくコツを紹介します。

一度にたくさん作り冷凍する

食材を安く手に入れる方法の1つがまとめ買いです。小分けになったものをちょこちょこ買うより、ある程度の量がまとめてパッケージされているものを買ったほうがコスパが良いです。

そのとき心配になるのが食材が余ってしまわないかということですよね。安く買ったとしても使わないままダメにしてしまうと無駄になります。

それを解決するのが一度に大量に作ることです。1食で食べきれない量だとしても作ってしまい、残った分は冷凍保存しておくのです。食材をコスパよく活用できるだけでなく、料理のストックができます。今日は疲れたからお惣菜や弁当、デリバリーにしちゃおうかな・・そんな時でもストックがあれば中食することなく節約できます。

電子レンジOKのタッパーを、同じサイズでいくつか持っておくと便利です。同じサイズであればピッタリ重ねて冷凍庫にしまえるのでスペースを有効活用できます。電子レンジOKであればそのまま温められます。作った日や料理名をマスキングテープなどに書いて貼っておくとさらに管理しやすくなります。

余りものを使った定番メニューを作る

自炊で頭を悩ませるのが食材のやりくりです。毎日メニューを考えているとどうしても使い切れない食材がでてきてしまいます。そんな問題を解決して、無駄をなくし節約に貢献してくれるのが余りもので作れるメニューです。

例えばカレー。スパイスの香りが強いので、いろいろな食材を入れても味がケンカすることが少ないです。カレーは子供に人気なメニューなので喜んでくれることも多いでしょう。

例えば鍋。鍋キューブプチッと鍋といった簡単にいろいろな味の鍋が楽しめるものがあります。選択肢が多いので余りもの食材に合わせて選びやすいです。

毎週日曜の夜はカレーか鍋、というように1週間のなかでタイミングを決めてしまうと楽です。メニューを考えるのは意外と疲れますよね? それから解放されてしかも食材を余すことなく使えて節約につながる。習慣にすることで節約行動が継続できます。

節約の王道は固定費を減らすこと、その1つが保険の見直しです。保険とはまだ見ぬ未来へ備えること。将来のリスクを正しく見積もれないと保険をかけすぎてしまいます。家族が増えた、子供が進学した、親が仕事を引退した、、ライフステージの変化は未来への備えを見直すタイミングです。

無駄なく適切な保険プランにするには専門家に相談してみるとよいでしょう。専門家はライフステージごとに生活費がいくらかかるか、家計調査のような正しい情報を把握しています。あなたの未来の生活をふまえて相談にのってくれるでしょう。

保険の相談窓口について詳しく知りたい人は 保険の相談窓口の選び方・比較ランキング をご覧ください。どんな相談窓口があるのか、違いは何なのか、あなたに合った方法を見つけることができます。

まとめ

4人暮らしの食費について、平均や節約方法を詳しく紹介しました。あなたは毎月いくら食費に使っていますか? まずは家計簿をつけるなど現状を正しく把握しましょう。

食費以外も含む、生活費全体の平均が気になる人は家族暮らしの生活費平均をご覧ください。あなたと同じような年収の人の生活費内訳はどうなっているのか分かります。今後も安心して生活していくための目安が何円か知ることができます。

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生活費をウマく節約するコツは、出費が多い費目を知ること、そして順に対策を考えることです。一般的な生活費の内訳、見直すべき費目、具体的な節約方法を紹介しています。あわせてご覧ください。

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