世帯年収の平均はいくら?年代別の世帯年収・10年間の変化とは?


自分の年収は平均より多いのかなぁ?あなたも一度は気になったことがあると思います。

家庭持ちの人が特に気にするのが世帯年収です。まわりの家と比べて我が家は収入が多いのか、少しくらい贅沢してもいいのか。共働きが増えているいま個人ではなく世帯年収についても知りたいという人がいます。

そこで年代別に世帯年収の平均を紹介します。年代を5歳きざみで分け、あなたの年齢に合ったピンポイントな数値をお伝えします。また、この10年で世帯年収平均がどう変わったのかも紹介します。年代・時代によってどのような傾向があるのかが分かります。

世帯年収とは

まずは世帯年収とは何を意味しているのか定義します。世帯とはどのような単位を表しているのか、年収とは手取りなのか額面なのかを解説します。

世帯とは

厚生労働省によると世帯とは「住居及び生計を共にする者の集まり又は独立して住居を維持し、若しくは独立して生計を営む単身者」とされています。

分かりやすく言うと「1つの住まい」ということです。家族かどうかに関わらず1つの住まいに住んでいれば同じ世帯ということです。建物ごとに数えるものでもありません。1つのマンションにはたくさんの世帯が入っています。

年収とは

年収とは1年間の収入額のことです。一般的には給与の総支給額・額面のことを言います。それこそが労働によって得た給与収入だからです。その中から税金・社会保険料・控除額を支出しているというわけです。

会社勤めの場合でも、会社以外からの収入があればそれは年収に含まれます。資産運用益や副業による稼ぎなど、1年間で得たすべての収入を合わせたものが年収です。


以上の2つを合わせて、1つの住まいに住んでいる全員の、1年間に得た収入の総額のことを世帯年収と言います。

年代別 世帯年収の平均

年収は年齢によって大きく変わります。あなたの世帯年収が平均と比べて多いのか知りたいのであれば、あなたの年齢の人だけの平均と比べないと意味がありません。

そこで年代を5歳きざみで分けて、それぞれの年代ごとの世帯年収の平均を紹介します。単身世帯と二人以上世帯を合わせた全世帯の平均です。独身で収入源が1人の場合も、結婚して共働きで収入源が2人の場合も、全てを合わせた平均です。

年齢世帯年収
25歳未満273万円
25~29歳414万円
30~34歳493万円
35~39歳603万円
40~44歳658万円
45~49歳704万円
50~54歳770万円
55~59歳749万円
60~64歳565万円

引用元:統計局 全国消費実態調査

世帯年収が一番増えているのが25歳未満から25~29歳になるところです。140万円も増えています。社会人経験を積んで給料が増えるとともに、結婚して共働きをして2馬力で稼げる人が増えるからだと考えられます。

ピークとなっているのは50~54歳、世帯年収の平均は770万円です。サラリーマン1人の年収平均は400万円と言われています。ピーク時の世帯年収の平均は、その倍近くにもなるということが分かりました。

時代別 世帯年収の平均

近年、共働き世帯が増えていると言われています。共働きによって働き手が増えれば世帯年収も増えると想像できますが、実態はどうなのでしょうか?年代別の世帯年収平均を、5年ごとに表すと↓のグラフになります。


世帯年収_年齢・時代別

時代ごとの世帯年収の推移をみると、2004年から2014年にかけてむしろ減っていっていることが分かります。特に40歳以降の年代で世帯年収が減っています。

時代が変わっても世帯年収が変わらないのが20代・30代です。この年代では共働き世帯は増えていないのでしょうか?共働きが増えているというのはウソなのでしょうか?その真実を探るために1世帯あたりの働いている人数をグラフにしてみます。


有業人数_年齢・時代別

20代・30代は1世帯あたりの働いている人数が増えている、つまり共働き世帯が増えていることが分かります。共働きが増えているというのはこの世代のことを言っているのです。

しかし世帯年収はほとんど変わっていませんでした。これが意味することは、1人あたりの収入が減っているということです。収入が減っている分を、共働きで働き手を増やすことによって補っているということが読みとれます。

働き手を増やして、ライフスタイルを変えてでも収入をキープしなければいけないということは、それが生活を維持するために必要な収入水準ともいえます。30~34歳で500万円、35~39歳で600万円です。ひとそれぞれ求めるライフスタイルは違いますが、ひとつの基準となるでしょう。

まとめ

世帯年収について、年代別の平均額や、時代による移り変わりを紹介しました。時代が変わっても20代・30代の世帯年収は変わらないということが分かりました。

求める生き方・ライフスタイルは人それぞれです。平均が正しいというわけではありませんが、比較対象として参考にしてみてはいかがでしょうか。