お金が貯まる人の生活から学ぶ、小さなガマンでお金を貯める方法


お金のことを考えるときに気になるのが貯金の多さです。お金を貯めやすい一番の要因は収入の多さですが、同じくらいの年収の人であっても貯金額に差があります。貯金できる人とできない人、違いは何なのでしょうか?

統計局がまとめている家計調査では、貯金額別に毎月の生活費を細かく調査しています。しかも年収が同じくらいの人だけの統計を見ることができます。

つまり同じくらいの年収の人で貯金が多い人・少ない人を比較して、どんなことにお金を使っているのかを見ることができるのです。この違いから、うまくお金を貯める方法が何かを読み取っていきます。

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世帯人数の違いによる貯金額の違い

20代・30代の一般的な年収は300~500万円です。この方々の貯金額の多さと収入・支出項目の関係を見ていきます。分かりやすく比べるために貯金額が0~300万円、300~600万円、600~1,000万円の3つに分けて比較します。

収入・支出で比較する前に、まず世帯人数による違いを比較してみます。貯金額別に1世帯の人数を比較すると次のようになっています。

貯金額0~300万円300~600万円600~1000万円
世帯人数(人)3.403.263.11
18歳未満人数(人)1.111.060.80

引用元:家計調査(貯蓄・負債編)

貯金が多い人ほど1世帯の人数が少なくなっています。18歳未満の子供の人数をみても同じ傾向が見えます。1世帯当たりの人数が少ないほうが貯金をしやすいと言えます。養う家族の数が少ないほうが生活費が安くなり、その分お金を貯めやすくなるということが言えます。

しかしこれはそんなに大きな要因ではないと考えられます。貯金が多い人と少ない人とを比べて世帯人数は約0.3人、10%しか違わないからです。世帯人数があまり変わらないのに貯金額が大きく違うのです。お金を貯めるコツは他のところにありそうです。

収入の違いによる貯金額の違い

貯金額別に世帯収入(月収)を比較すると次のようになっています。

貯金額0~300万円300~600万円600~1000万円
世帯主収入27.6万円29.7万円27.3万円
配偶者の収入3.3万円2.9万円3.0万円

引用元:家計調査(貯蓄・負債編)

収入は大きく分けて世帯主の収入と配偶者の収入があります。世帯主の収入とは、多くの場合は旦那さんの月収です。年収が同じくらいの人たちなので、当然ながら月収も同じくらいになっています。

配偶者の収入は、主に奥さんの稼ぎです。共働きやパートの収入です。これについても大きな差はありません。年収が同じくらいの人であれば旦那さん・奥さんが稼ぐ額は同じくらいで、収入は同じくらいだということが分かります。奥さんが頑張って働いた分のお金を貯めるというようなことはあまり無いようです。

支出の違いによる貯金額の違い

収入については貯金の多さとは関係がありませんでした。続いて支出との関係を見ていきます。生活費の支出で多いのは食費と住居費なのでこれらを比較してみます。

食費の比較

貯金額0~300万円300~600万円600~1000万円
食費5.7万円6.1万円6.2万円

1人あたりの食費を比較すると、貯金が多い人ほど食費が高い傾向にあります。食費は生活費の中で大きな割合を占めていますが、ここを節約して貯金に回すということは無いようです。

さらに言うと、先ほどのデータから貯金の多い人のほうが世帯人数が少ないことが分かっています。つまり1人当たりの食費に換算すると、貯金が多い人と少ない人との差はさらに広がるということです。

しっかりとお金を貯めることができている人は、しっかりと食べて栄養を付けているようです。

住居費の比較

貯金額0~300万円300~600万円600~1000万円
持家率53.9%67.4%74.2%
住居費4.9万円4.4万円4.2万円

まず持ち家率を比較してみます。

貯金額によって持家率が大きく違うことが分かります。貯金が300万以下の世帯は持ち家率は約1/2ですが、600~1,000万円の世帯では3/4となっています。いままで比較してきた項目にはないような差が見えます。お金を貯めるコツ・ヒントはここにありそうです。

住居費の違いを比較してみます。住居費とは、賃貸の人の家賃平均と、持ち家の人のローン平均を足した金額です。一般的な年収の人の住居関連費の平均ということです。

貯金が少ない人ほど住居に多くのお金をかけていることが分かります。貯金が多い人の4.2万円と比べて4.9万円、毎月7千円多くなっています。年間にすると8万円以上にも多く住居にお金を払っていることになります。

ではどんな広さの家に住んでいるのでしょうか。家の広さを比較したのが↓の表です。

貯金額0~300万円300~600万円600~1000万円
持家36.9畳31.5畳29.4畳
賃貸21.4畳21.6畳18.4畳

貯金がある人ほど狭い家に住んでいることが分かります。世帯人数に多少の違いがあるものの、その多少の差を上回るくらい広さの差がでています。住居費は部屋の広さに大きな影響を受けます。貯金ができる人とできない人の差はここにあると言えます。

ウマくお金を貯める方法

貯金の多い人は住居にあまりお金をかけず、狭い家でもうまくやりくりして生活費を抑えているということが分かりました。同じ年収の人でも貯金額に差が出る理由はここだと言えます。

住居費は生活費のなかでとても大きな割合を占めるものです。しかも一度そこに住んだら、毎月同じ家賃やローンを支払い続けます。その金額をいくらにするかによって毎月の収支が大きく変わってきます。

無理に広い家に住まずに、身の丈に合った広さ・住居費の家に住むことが、うまくお金を貯める方法であると言えます。

まとめ

貯金をするコツは、住居費をうまく抑えることだということが分かりました。住居費はエリアによって大きく変わってきます。マンションくらし研究所では、東京で家賃が高いエリア・安いエリアを紹介しています。

また、限らたスペースを有効活用しているミニマリストの方々のブログも紹介しています。ぜひ参考にしてください。

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